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  偏見ご免のたわごと編:  No.308
ちょっと色気を出して試した_ガムとか酒  2024.06.13
  年をとって来て唾液の出が悪くなったような気がしてガムを噛んだらよかろうとときどき市販のキシリトールガムを買って噛んでいたら翌朝便意を感じるようになった気がした。それでキシリトールを取りすぎるとおなかが緩くなるという情報があるのは知っていたので、日に一粒でもそれはキシリトールの効果かも知れないと思うようになった。

私は排便が2日くらいないときに酸化マグネシウム錠を服用したりして来たが、マグネシウムは腎臓に良くないという情報がある。少量だと問題ないと言われているようだが、医者にクレアチニンの値が高いので気を付けろと言われてから私は腎臓に良い悪いに神経質になっている。そしてなるべく酸化マグネシウム錠を服用しないで済めばそれに越したことはないと思ってやって来た。

ということでキシリトールガムが便通改善に良いような気がしたので、ことしになったある日キシリトールについて調べてみた。その情報によると、一般的にキシリトールの摂取量が体重1kg当たり0.5〜1gグラムを超えると腎臓に悪影響を及ぼす可能性があるとされているということである。体重60kgでは30gを超えると腎臓に悪影響があると考えてよさそうである。そして今回買ったキシリトールガムは、キシリトール含有量が1粒あたり約0.5gということなので、日に2粒でも30分の1なので十分安全圏ということになりそうである。

また酒も便を軟らかくするというはなしもある。飲みすぎると下痢することがあるということは適度に飲めばよさそうである。そしてネットで見た情報では、酒(アルコール)をほとんど飲まないよりときどき飲む方が腎機能の変化がないということである。さらに1日平均20g未満のアルコール摂取での死亡リスクは摂取0gの場合より低いというデータもあるし、アルコール関連疾患のリスクはアルコール摂取1日10g以下なら摂取0gとほとんど変わらないというデータもある。アルコール含有量は清酒180mlで20gということだから日に90ml以下ならほとんど気にしなくてよさそうである。

あとはキシリトールと酒を併用した場合、どのくらいなら腎機能とアルコール関連疾患のリスクを気にしなくてよいのかということである。ネットで見たところでは同時摂取した場合の健康への影響に関する記事は見当たらなかったのだが、日中にキシリトールガムを一粒噛んで夕食時に酒を0.25合くらい飲んでも問題ないだろうと思ってこの4月ころからやり始めてみたのだが、しばらくは体調は変わらず少し便は出やすくなっている感じがしていた。

そういう日を続けていたのだが、あるころから血圧が上がり始めた。それでキシリトールガムや酒を止めたのだが、そのあともどんどん高くなるので医者に行ったら気象病が原因との見立てだった。そして降圧剤を服用し始めたら血圧の平均レベルが服用していなかったときより低くなって来た。薬服用前の比較的血圧レベルが高かったところでキシリトールガムや酒を摂ったのが血圧が上がった原因ではなさそうなのだが、私の気分としてはキシリトールガムと酒の併用が問題かも知れないという疑念を捨て切れない。

というわけで、キシリトールガムや酒に興味を持っていままでやっていなかったことをやってみたのだが、もともとキシリトールガムや酒を摂る習慣はなかったのでいまはキシリトールガムや酒に興味を持つこともない日々を過ごしている。


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