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  偏見ご免のたわごと編:  No.249ap
原発汚染水の処理水_(参考図表とメモ)  2023.09.04
  このページは、「No.249原発汚染水の処理水_放射性物質の影響は」の補足記事です。

 
世界の主要原発における通常排水の年間処分量
・1 経済産業省によるデータ

・2 東電によるデータ


事故原発由来の汚染水のいわゆる処理水について
・福島原発の汚染水は多核種除去設備(ALPS)でろ過・処理し、分離するのが困難なトリチウムと炭素14以外のほとんどの放射性物質を許容できる安全基準まで減らしている。
・トリチウムと炭素14は放射線量は非常に少ない。だが大量に摂取すると危険ではある。
・日本政府は、最終的に海洋放出するトリチウム濃度(1リットルあたり約1500ベクレル)について、規制当局が放射性廃棄物の排出に要求するレベルや、世界保健機関(WHO)が飲料水に要求するレベルよりもはるかに安全だとしている。東電は、炭素14の濃度も基準を満たすとしている。
・日本を含む世界各国の規制基準は、国際放射線防護委員会(ICRPI)の勧告等に基づき、事故炉か通常炉かを問わず、含まれる全ての核種の放射線影響の合計で判断するものである。すなわち、含まれる核種や量のみでなく、ヒトへの影響に換算した合計値が一定の基準値を満たしているか否かで決められている。(なお、通常の原子力発電所からの排水にも、トリチウム以外の放射線物質が含まれており、その内容については、各国の政府部門等が個別に公表している。

・・・通常の原子力発電所ならびに福島原発処理水から出るトリチウム以外の放射性物質の種類と量、そしてその基準値がどうなっているか知りたいとネットで探してみたが、私のつたない探し方では見つけられなかった。通常の原発と福島の場合とを比較したデータを見てみたいと思っている。


中国政府の処理水放出反対をいぶかしがる中国内SNS投稿_削除された模様
1)処理水は問題ないという投稿が削除される
「処理水の海洋放出は問題ない」とする中国の原子力専門家を名乗るアカウントから8月24日に投稿されたコメント投稿が削除された。コメントでは「中国国内の原子力発電所で、中国当局が定めるトリチウムを放出する上限は福島第一原発の8倍であり、心配するに値しない」などと説明し、処理水の海洋放出は問題ないと結論づけている。
2)上海の自宅の放射線量は東京の976倍
・中国のSNS微博に8月28日、処理水の海洋放出や食品の安全に不安を抱える上海在住の中国人がガイガーカウンターを購入し海産物を測定したが放射能汚染は検出されなかった。一方、自宅の放射線量を計ってみたらは最高9・7マイクロシーベルトで中国中央テレビの報道による東京の0.01の976倍だったとの投稿があった。
・カナダのヨーク大学の沈栄琴准教授は台湾メディア「ニューストーク」に対し、「中国人は海産物を検査するためにガイガーカウンターを購入し測定したが放射能汚染は検出されなかった。その一方、中国の建築資材は概して過剰な放射能汚染の問題を抱えておりそれが発覚した。中国の建築物における放射能汚染の状況が珍しいものではないことが示されてしまった」と話している。
・10年以上前から、中国では放射性物質が含まれた砂などをレンガやセメント、アスファルトに練り込んでいたことが問題になっていた。中国は急速に発展して建材のための砂が枯渇していた。そのためむかし核実験を行った場所の近くや高自然放射線地域近くの砂を使わざるを得なかったということが原因と指摘されている。


ネット記事で見た海洋放出あるいは核汚染物質の域外移動についての疑問
そもそも放射性廃棄物の海洋投棄はロンドン条約でも禁止されている。国際条約を破って処理水を海洋放出することでこれまで国内問題だったことを一気に国際問題化してしまった。また汚染土壌も全国に運ばれているらしい。
・核汚染物質は特定の地域の外に出ないように封じ込めるのが常識なのではないか。
・汚染物質を封じ込めずに拡散するのは根本的に間違った対処法ではないのか。
・汚染水にしろ汚染土壌にしろ政府は何故核汚染物質を拡散するのか。
(注:この記事では海洋投棄はロンドン条約で禁止されていると言っているが、国際海事機関IMOは、昨年すでにその件について『海洋放流は海洋投棄ではない』と言っているようである。)

・・・私も、もっと詳しくもっと易しく説明してもらって理解したいと思っている。
  
 
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