わが家ではテレビの気象情報の観測地点を尾之間にしているのだが、わが家の外気温と尾之間の気温が特に夏季に大きく違うことがあった。今年の夏になって、外壁の日影部分に取り付けている屋外温度センサーが日射で熱くなった壁の影響で日中高めの温度を示しているのではないかと疑って、ワイヤレス温度センサー用日射シールドを購入しその中にセンサーを取り付けほとんどの時間日影になる北東側防風林の枝に吊り下げた。そうしたらテレビの尾之間の気温とわが家の外気温表示値がほぼ同じくらいになった。
|
新・屋内外温度計(左:室内表示部、中/右:日射シールドと内部にセンサー) |
その屋外温度センサーだが、台風14号で壊れたようで、台風が通過したあとセンサーから来るデータの表示が40℃近くになって時間が経っても元に戻らなくなった。台風が来るとなってもそれを吊り下げたままにしていたので、台風の強風に吹かれて周囲の枝や幹に当たりながら振れまくって故障してしまったようである。壁に固定していた間の何年も台風のとき取り込むことをしないで大丈夫だったから今度も大丈夫だろうと思って油断していたのだがいけなかったようである。今後は台風で強風が予想されるときは取り込むことにする。
家に籠りきりでエアコンを使っていると外の気温が気になる。外気温と室内温を見ていると家の温室効果あるいは保温性か天候により室内温が外気温より大幅に高くなることがある。夏や冬の季節に限らずそういう家の特性を知ってエアコンや寝具や服装などを調節しながら暮らそうと屋外温度計を移住以来使っていて何年か前からは水銀やアルコール温度計ではなくデジタルのワイヤレス温度センサー式にしている。そしてその今回故障した屋外温度センサーはそのデータを受信し表示する屋内外温度計とセットになっている。それが室内温しか正しく表示しないとなれば設置している意味がない。
そこで新しい屋内外温度計セットに交換することにした。以前のものは、比較的値段が高かったが今回のものはそれよりかなり安い印象だった。今回の室内設置の温度表示計はメモリー機能はなくそのときの屋内外温度を表示するだけである。屋外センサーは以前のものより一回り以上小さくなって日射シールド内に取り付けやすくなった。しかし室内の屋内外温表示計は格段に小さくなって以前と違って見るにもそばに寄って見ないと見にくい。それでもいままで屋外温を知り窓の開け閉めや冷暖房の要否や天候の判断などに慣れてしまっているから、無くて何か物足りない感じがすることはなくなった。
(関連記事)
屋久島方丈記・日誌編:
No.357 熱中症警報機_危険警報発報 (2016.08.08)
No.475 今年初めて35度超え_避暑部屋PCでTV (2018.08.20)
屋久島暮らし残照録・日誌編:
No.166 台風14号襲来_ほとんどの情報手段役立たず (2022.09.20)
.