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  偏見ご免のたわごと編:  No.147
ネットラジオも聴こうと購入してみたが_A105 2022.06.13
  持っているウォークマンNW-A55はFM放送を受信できる。当地で近くにFM補完中継局が出来て3月末日からAMのNHK第一放送がFMで受診できるようになった。携帯型なのでポケットラジオとして部屋あるいは敷地内を移り歩き回りながら何かするとき流しっぱなしで聴きながら出来る。そこで欲が出てネットラジオも聴いてみたいと思うようになった。そしてAndroidOSでスマホみたいにWi-Fiでアプリをダウンロードし使えるというA105という機種を購入してみた。

入手後すぐClassicMusic局の放送が聴けるネットラジオアプリをいくつかインストールして聴いてみたりしていたのだが、何しろ電池の消耗が速くまた相当な発熱もある。そこでSonyの関連サイトを見てみたら、高音質で再生するために消費電力の多い部品を使用しており、使用中は内部から熱が発生するとある。(A55も高音質だと思うのだが電池はそんなに速く消耗しないし発熱もしないのだからこの説明は怪しい気がする。)

そして熱対策として、画面の「スリープ」を1分以下、「ディスプレイ」の「明るさのレベル」低く設定、音質機能の設定をすべてオフ、「Wi-Fi」をオフにすることを推奨している。電池消耗対策についてはそれに加え、「バッテリーセーバー」を設定、「自動電源オフ」を設定、使用しないときは電源を切る、「位置情報サービス」を必要に応じオフ、使用していないアプリを終了、「NFC」を使用しないときはオフ、「Bluetooth」を利用しないときはオフを推奨している。

これでは私のClassicMusicネットラジオ局放送を良い音で聴くという目的には、実用的でない。私は試してはいないが、音楽をストリーミングで聴けるのが売りというがそれもあまり実用的ではない感じである。そもそもこれではA105をまともに使うなと言っているような印象である。(失敗製品なのかも知れない。)

関連するネット記事をちょっと見してみたところでは、バッテリーが致命的に持たないというのがあった。また音質も内部の曲でないと制限されるらしいが、私としてはストリーミング対応を謳った機種なのだからそうであってもそれなりの音質になっていると思うしかない。音質についてはそれでよしとするとしても、なにしろ私の使用目的から見れば「Wi-Fi」常時オンにしないといけない。だから実用上バッテリーの消耗速度が大きくなるのは不可避である。それが致命的大問題だということになるわけである。数日で返品処理依頼をしてしまった。後講釈だがスマホを使うことにすればよかったわけである。ちょっと音質に期待しすぎて無駄金を使ってしまった。


補足1: ネットラジオ専門受信機_ポケット型でなければある
ポケットラジオは持ち歩きするためだが、WiFi接続必須となれば広範囲に移動しながらというわけにいかないので需要はあまりないのかも知れない。小型の据え置き型や可搬型なら外国製が市販されているが、それはいまPCで十分こと足りるから日本製はないのだと思われる。

補足2: A55は充電に専用端子_A105はCタイプUSB端子
旅行などに携帯して内部保存の音楽を聴くには、電池の持ちからはA55が良いのだが充電に専用端子付きケーブルを持参しないといけない。A105は充電用にケーブル持参の心配はしないでよいが電池持ちが悪い。何しろ中途半端な印象である。EUはスマホ、タブレット、カメラなど規格を域内統一しCタイプUSB端子にするようである。


屋久島暮らし残照録・日誌編:
  No.082  就寝時の音楽プレーヤー_ウォークマンに買い替え  (2021.06.28)

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