何年か前の夏のころだったと思うが、庭にツマベニチョウの翅だけが落ちていた。胴体部分はなかったから、何かの鳥にでも襲われて食われてしまい翅だけが地面に落ちていたものと思われる。それを拾って紙に挟んで保管したのを長い間忘れていたのだが、たまたまその紙を入れていたファイルを開くことがあって、今回その中にツマベニチョウの翅を見付け拾った翅を仕舞っておいたことを思い出した。そこで、屋久島に来て何年かして買ってそれから20数年そのまま立ててあった小さな標本額のシジミチョウが色褪せて目立たなくなっていたので、ツマベニチョウの翅と交換した。いままでは何があるのか分からない感じの額だったものが模様が見えて以前より見栄えのある額になった。
|
拾った翅を入れた額 蝶標本写真(参考) |
(関連記事)
屋久島生活の断片・日誌編:
No.174 ツマベニチョウのこと [2005(H17).08.01]
.