My logbook : 屋久島暮らし残照録 
  Home > 目次 > 記事
  日誌編:  No.105  
天井のシミ_4年前の台風での雨漏りの痕か 2021.10.25
 
2017年の台風5号で家の棟板金が剥がれ飛ばされた。台風が通り過ぎた日すぐ地元の大工さんに見てもらって修理してもらえることになった。そのあとJAの建更の保険に入っているので少しは保険金が下りるかと証拠写真を撮ってそれを持ってJA支所に被害確認の依頼をしに行った。

台風被害があった翌々日には屋根の棟板金(含下地材)全取り換え工事をしてもらえた。またその修理工事が進んでいる間にJAの保険調査員と思われる人が来て状況確認と聞き取りがあった。そのとき他に雨漏れとか他の被害はないかと聞かれたのだが、私は雨漏れの音は聞こえていたが屋内に何の変化もなかったので、何もないと答えた。普通は屋内に何らかの被害があるみたいで、本当にそうかと言われたが、私は大丈夫だったようだと言い張ってしまった。


そのあとどれくらい月日が経ってのことだか憶えていないのだが、あるとき天井を何気なく見ていたらシミが出来ているのに気が付いた。2017年の台風5号のとき雨漏りの音は聞こえていたので通過してからもしばらくは気になって天井を見たりしていたがそういうシミは見られなかったから、かなり長い月日のうちに雨漏りで天井裏面に浸みた雨水のシミが室内天井表面を変色させるまでになって目立って来たのだと思われる。

そのあとは、台風が来るたびに天井のシミを思い出してみるようになった。2017年に20年を経過して老朽化した棟板金部の全取り換え工事をしたお陰か、あるいはそれからも成長している防風林が風を和らげたのか、あるいは風向きが幸いしたのか、以来庭木が折れたりはしたが家には被害は発生していない。それでも今年もそうだが、台風が来るたび思い出しては天井のシミを見たりしている。


(関連記事)
屋久島方丈記・日誌編:
  No.416  台風5号で棟板金が飛ばされる  (2017.08.14)

.   
 
  back