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  日誌編:  No.094  
ゆで卵の殻をきれいに剥きたい_エッグスチーマー購入 2021.08.30
 
私は大体毎朝ゆで卵を1個食べている。鍋で茹でてから水を張った洗い桶に入れ冷まして殻を剥くのだが、薄皮が殻について白身の一部まで取れてしまうことが多く、そんなに気をつかわずきれいに剥けないかといつも思っていた。

テレビ番組で業務用ゆで卵の殻剥き名人の紹介があったのを見ていたら、水槽にゆで終わった卵がいっぱい入っておりその中の卵を手に取り水槽の枠に当てると一瞬でするっと殻がきれいに剥ける。1分間に何十個というペースで殻剥きゆで卵にするのだが、その技は業務上の秘密みたいで、見ていて何をどうすればそう出来るのかまでは分からなかった。

左: エッグスチーマー(加熱中)     右: 穴あけピン付きキャップ

自分で殻剥きをしていてコツとしては、剥き初めに殻と薄皮を一緒に剥がし白身と薄皮の間に水を浸透させるようにゆっくり剥がして行けばつるっときれいに剥けるらしいことは分かって来た。それで生卵のときに殻だけ傷つけて茹でている間に殻と薄皮の間に水が浸透するようにすればよいのかと、殻をコツンとシンクの縁に当て傷をつけてやってたみたこともあるが、茹でている間に白身がはみ出して来たりうまく殻が剥けないときもあったりして成功率はあまりよくない。

そして妻にどうしたらきれいなゆで卵を作れるのかとときどき愚痴っていたのだが、ある日妻が購読している新聞にゆで卵メーカーの紹介記事があると見せに来た。殻がきれいに剥けるとうたい文句が書いてあったので、早速ネットでその商品の説明を見てみた。電気ヒーターで水を加熱蒸発させその蒸気で茹でるようなのだが、殻をきれいに剥きやすくするために加熱前に殻に穴をあけておくのがみそで、水の計量キャップの内側に付いているピンで穴をあけるようになっている。そして加熱後は流水で冷やしてからその穴の付近から剥くときれいに剥けるようである。

そこで早速その商品・エッグスチーマーを購入した。茹で上がって洗い桶の水につけ冷やしてから殻のピンであけた穴の付近や周囲をシンクの縁などでコツンコツンとひび割れさせてからピン穴付近から薄皮の内側に水が浸透するようにゆっくり剥き始めるとほぼ100%うまく剥けるようになった。毎日自分でつるっと剥いたゆで卵を食べられるのはちょっと楽しいものである。


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