数年前にTV配信が同軸ケーブルから光ケーブルになったのだが、変更工事で業者が破風にアーム状のブラケットを取り付けそこに本線から分岐したケーブルを引き込んでくれた。本線とブラケットが平行に近い位置関係なので引き込みケーブルはブラケットを横方向に引っ張る感じになっている。
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上:いままでのケーブル(鳥が止まっている)
下:台風後のケーブルのたるみ |
新しい位置にケーブル引き込み(一番手前) |
そこを12月半ばに何の気なしに見たとき違和感があった。そこでよくよく見たらそのブラケットが横にずれて見えた。破風の延長線にあるべきものが外側に傾いている。なぜかと思ってよくよく見てみたら固定しているネジが浮いている。それでその原因は何かと考えてみた。多分9月の台風10号のとき、強風でケーブル本線が大揺れして引き込みケーブルが張りつめてブラケットを横方向に引っ張ったからと思われる。
早速、電器店に電話してケーブル引き込み部の変更を依頼した。電話線や通信用光ケーブルと同様の破風に直角方向に力を受けるようにネジ止めする小さいブラケットに変更し、引き込みケーブルのたるみは台風で耐えたブラケットが抜けかけたあとに近い状態にして固定してもらった。
前に付いていたブラケットは外してもらったのだが、外したら中空の内部に水がかなりの量溜まっていた。また取り付けネジ部の破風には台風では剥されかけたときに出来たと思われるむしれがあった。破風の穴あき部分はコーキング処理した。以前破風ではないが他の部分で何かネジで取り付けたところが長期経過する間に水がしみ込んだためか木材が腐りネジがぶかぶかになったことがあるので前のブラケットではいずれネジ部の破風が腐って外れたかもしれない。
屋久島暮らし残照録・日誌編:
No.028 台風10号屋久島直近を通過 (2020.09.08)
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