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数日前から感染者の増大がニュースになっているが、きょう昼のテレビ番組では東京の感染者が500人を超えるようだというニュース速報が流れた。検査数が増えているからかつての500人といまの500人で検査数が2倍になっていればまだかつてのときの半分くらいの感染率になるから、感染数は従にして主には何か時系列で感染規模を比較評価できるような情報を発信して欲しい気がしている。
それはそれとして、私は感染するもとのウィルスがどこにいるのか気になっている。感染経路不明の感染者が増えているということだが、例えば何人かで会食して誰かがまず発症して居合わせた全員を濃厚接触者として検査したらそのなかの数人が感染者だったという場合、発症した人間が感染源なのか、濃厚接触者として検査して感染者と判明した人間の誰かが感染源なのかはっきりしない感じがする。
感染していて無症状の人間もウィルスをばらまいているということだから、発症までの時間の個人差や発症しない人間もいるのだから、誰がもともと感染していた無症状者だったか分からないのではないかという気がするわけである。だから多分無症状の人が集まるところで、誰かが発症せずに感染している人間がいることを前提に、感染対策をすることを推奨しているのだと思われる。
病院やホテルやその他の営業施設では感染対策が進んでいると思われるが、こういう感染対策が有効だと言っているのに個人個人の行動にはばらつきがある。施設を一歩出たら感染対策に隙が出たり、ここではこのくらいでいいだろうと手を抜いたり、自分は大丈夫だろうと易きに流れたりして、そういう人間が感染して無症状で歩き回っている、それが感染拡大の要因になっている可能性がある。感染させた人間に感染させた自覚がない、そして発症したら自分は感染させられたと思ったりすることが考えられるわけである。
先日テレビ番組でマスクの効果を検証した結果を放送していたが、感染した人間がマスクをし、感染していない人間もマスクをしていると飛沫感染はほとんど防げるという内容だった。マスクについては、専門家会議では症状がなくてもマスク着用することを提言している(熱中症を考慮し十分な距離を取れる場合を除く)。また、WHOは無症候の感染者から感染拡大を広めないためにマスク着用を推奨している。つまりマスクは、自分がかからないためにするのではなく、他人に感染させないために着用を推奨されているわけである。
これに対し感染リスクが低いのでマスクをする必要はない。マスクをしない権利もある。また利用者にマスクを着用を求めている場でそれを受け入れない者は場のその調和を乱す厄介者として退場させるのはおかしいという批判もある。しかし私が思うに、専門家たちがいまあるデータを分析して出した見解は専門家たちが納得する新たな証拠で覆されてはいないようである。そういう状況で、おかしいと言っているひと達の論拠はマスクは必要ないという主張をただ自分もそうだと思っているということのようである。
新たな証拠によってマスクをしても意味はないということになったらはなしは別だが、いまは自分のためだけではなく他人に感染させないためにもマスクをすることが必要だと各人が理解しそれに沿った行動をするのが、普通のまともなひとのやり方ではないかと思われる。
当町でも私が買い物などに行った際に見かけた範囲でも、ひと中でマスクしていないひとをよく見かけるし、聞くところではその他の活動で集まってもまだマスクをしているひとはまばらなようである。無症状だからと言ってウィルスに感染していないという保証はないのだから互いに安心できるようマスクをつける気になってくれればよいと願っている。
補足1: 屋久島でも感染者_8月と12月5日の各1名に次いで7名
2020.12.10
町の情報によれば、一昨日2名、昨日5名、10代から70代までの計7名の感染者が確認されたそうである。どこでどう感染したのかの経緯が未発表なので、大事を取って明日の通院はキャンセルした。島外に行き感染したのなら行動域はどのあたりか、来島者から感染したのならどこの施設でなのかそして来島者および感染者の行動域はどのあたりなのか、そういう情報がないとこっちの行動をどう注意してよいものかと気になって、様子見を決め込むことになるわけである。
補足2: マスクしないで引かれる
2020.12.22
この何ヶ月かの使用済み電池が溜まったので廃棄しようと、廃棄用ボックスの置いてある店に行った。従来は店の外に置いてあるので誰とも会うことはないからとマスクをしないで、駐車場で車から降り数十m離れた店に向かった。そしたらマスクをした店のひとが道の反対側から来るのに出くわした。廃棄ボックスは対象物でないものも入れられて困るので店内に移したということである。そこで私は店先に近づいたのだが、店のひとに身体を引かれてしまった。私がマスクをしていなかったからと思われる。マスクを付けるべしと言っている私がちょっとした気のゆるみで付けなかったのだが、反省することしきりである。
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