7月のある朝、布団を上げようとしていたらシーツの枕の下方あたりに黒いものがあった。近づいてみてみたら1cmくらいのアリだった。そのアリは死んで転がっていたのだが、小さな虫がそのそばで動いていたので指で押し殺して見てみたらこれも小さなアリだった。
最近私は腿の辺りが何となく痛痒いのが気になったときがあってそのあと1~2日くらいしたら湿疹か赤く腫れてとても痒くなった。それで寝床のアリを見たときアリに刺されたか噛まれて赤く痒い腫れが出来たのではないかという気がして、今回のアリがそういう悪さをするのか気になってネットでそういう関連記事がないか見てみた。
大きいアリはクロアリだと思われるが、このアリもひとを噛むらしい。日本にいるアリは大抵はひとを噛まないと思われているが、でも自分が危険な状況になると噛むことがあり、そして噛まれると腫れることがあるということである。寝ているときに私の身体に押しつぶされそうになって反撃して噛んだのかも知れない。あるいは小さくてなんというありか分からないが小さいアリが刺したか噛んだのかも知れない。
というのは、一回は痛痒さがあって1~2日くらいしたら湿疹か赤く腫れて痒くなったが、他の場合は痛痒い感じはなく痒いなと思って見たらいくつか赤く痒いぼつぼつが出来ていたから、大きいアリと小さいアリが寝床にいたので違うアリにやられたのかなという気がしたのである。ただ、アリがそんなに頻繁に寝床に侵入することはないと思われるから確信はない。
わが家では以前やはり赤いぼつぼつが出来て体が痒くなることがあって、ダニかも知れないと思って寝床ではダニマットをシーツの下に常時使用している。布団をたたんで押し入れに入れるときはそのダニマットを布団の間に入れている。今年は6~7月雨模様で湿度も高い日が続き布団も干せない。それでダニがのさばって来ているのかも知れない。赤く痒いぼつぼつが膝より上の太ももに出来るのが多いが、ダニにはその傾向があるという記事もあったからそんな気もして来た。
そこでダニ掃除機を購入することにした。ネットで見て一番安いがそれなりに評価されている製品を注文した。今回6月半ばから7月半ばまでに何回か痒い腫れが出来たのが気になって思い当たることの対策として、何日か置きにダニ掃除機をかけようと思い立ったわけである。
今年初めて身体に赤いぼつぼつが出来て痒くなったのは6月になったころである。庭に出てツバキの木の下あたりにいたとき突然肩のあたりに違和感があった。何かの虫が首周りから入ったかと上着を抜いで身体を払ったのだその感覚は消えなかった。何日かして肩から腕にかけて赤い小さいぼつぼつが出来て痒くなった。掻いたら広がって傷のようになって治るまでに相当の日数を要した。多分毛虫の毒針による皮膚炎だったと思われる。もしかしたらその傷をいじった手で触った皮膚の弱いところが赤く痒い腫れになってそれをアリかダニのせいと思ってしまったのかも知れない。分からないが気にはなっている。
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屋久島方丈記・日誌編::
No.20 アリに刺される (2010.10.25)
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