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  日誌編: No.546  
  2019.10.21  高齢者マーク_やっと付ける気になった  
 
 
今年はあおり運転が大きく話題になった。わが家の車は今まで高齢者マークを付けていなかったのだが、それに影響を受けて最近やっと付けることになった。高齢者マークは70歳以上の運転者が付けることになっているが、義務ではない。だからわが家では今までつけていなかった。何年か前の後期高齢者運転講習時に講師が参加者に高齢者マークを付けているかどうか問うたが、そのとき付けていないと答えたのは私だけだった。


私はそもそも高齢者を危ない存在だと周知させるかのようなものが嫌だったこともあったし、自分が高齢者マーク対象者になった当時、妻はまだ該当していなかったので付けなくてよいなら付けないで行こうという思いもあった。またそれよりも高齢者マークを付けていると高齢者だからと他車の達者な運転者がなにか無理なことをやっても文句は言わないだろうとか互いに気配りが必要な状況ではおとなしく自分に譲るべきというような態度をとりやすいのではないかという思いもあった。それで他車にわざわざ高齢者だよとアッピールすることもなかろうと思っていたわけである。

ところが今年あおりが大々的に話題になっている中、あおりらしきことに遭遇し嫌な思いをしたのを機に高齢者マークを付けることにした。制限速度60km/hの県道を走っているとき、後続車が後ろにぴったりとくっついて離れないことがあった。こちらが速度を落としても追い抜かないし速度を上げてもぴったりくっついて離れない。それで道の横に空き地があるところに来たとき、空き地に入って後続車をやり過ごした。私は制限速度近辺で走行していたのだが、やり過ごした後の後続車はかなりスピードで走って行ったようですぐ見えなくなった。

そいうことがあったあと、私は高齢者マークを付けることにした。高齢者マークに他車が気づいて高齢者が運転しているからと驚かすようなことはしないとか機敏な操作が出来ないだろうと気配りしてくれるのではないか。そんなことを期待できる可能性もあるかと高齢者だよとアッピールするのもよいかなと宗旨替えしたわけである。また、もう妻も高齢者マーク対象者になっているので、妻のためにもなるのではないかと考えるようになったこともある。


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