My logbook : 屋久島方丈記 
Home > backnumber目次 > 記事  
  日誌編  ・ 偏見ご免のたわごと編  
  たわごと編: No.478
 
  2018.09.10 排水管の床部結合部から異臭  
 
  台風21号が接近して来た9月3日の夕刻、突風的に風が断続的に吹いていたとき、風呂場の更衣室を兼る洗濯流し付き洗濯機置き場から浄化槽のようなくさい臭いが強く臭った。移住以来いろいろ家の中で不快な異臭に悩んでは対策をして来たのだが、この臭いは局所的かつ人が常在しない場所なので風呂と洗濯が原因で出るのだろうと我慢して来た。しかし今回基礎の通風孔から吹き込んだ風でその臭いが発生源から吹き上げて来たような感じで家の中に広がった。

そこで臭いを嗅ぎまわってみたら洗濯流しの排水管が通る床表面に接して付いている管化粧カバーの辺りから隙間風が出ていて臭いもする。洗濯流しの排水管は金属製で流しの直下がトラップになっており、その下が床に通っている。金属製管化粧カバーは円形の一体型で外せないので管の上方に押し上げてみると床に空いた穴に下の樹脂製排水管が来ていて、そこに流しの排水管が挿入されている。

床の穴は樹脂製の管の径より大きいから床下から風が抜けて来る。流しの管は樹脂製の管より径が小さくゆるゆるで、ただ挿入してあるだけなので樹脂製排水管からの臭気は上がって来る。風が吹けば吸い上げられる。それが臭気の原因だと判断出来た。樹脂製排水管は台所の排水や洗濯機の排水用の管とつながっている。屋外で風呂場の排水管ともつながっている。それでときにより生ごみ臭のような臭いがしたり風呂の排水の臭いがしたりしていたようである。

いままでも洗面所や台所流しについては、トラップ下方の排水管と床下の排水管のつなぎ部分がゆるゆる状態になっていて床下排水管から臭いが漏れて来ていた。その異臭対策としてそれぞれ排水管の挿入部を防水テープでぐるぐる巻きにして臭気が漏れないようにして来た。今回は床下の樹脂製排水管の上端が床上面と同じ、そして床の穴は管径より少し大きく風は通るものの管周囲に手指は入らない。このままでは防水テープが巻けない。そこで管の周りの床をドリルとノコギリで切り取って手指が入るようにして防水テープをぐるぐる巻きにした。そのあと床シートを張って虫など入って来ないように管周りを塞いだ。

それで異臭はしなくなったのだが、それにしても当地では設備の排水管と床下の排水システムの配管のつなぎはただ挿入するだけで臭気もれの処置はしないのかあるいは手抜きなのかと、私はいぶかっている。また、わが家ではサッシの周辺のシールが悪く屋内側で柱と壁が何回かの台風などで水が浸入しシミだらけになったので似た思いを持っている。サッシについては移住数年後に外壁との隙間をすべて自分でコーキングし直した。私は田舎暮らしとはこのようなDIYを楽しむということかもしれないと思いつつもいぶかっている。


(関連記事)
屋久島生活の断片・日誌編:
  No.79  くさいはなしのこと  [2001(H13).11.19]
屋久島方丈記・偏見ご免のたわごと編:
  No.293  土地と家について_20年住んで  (2015.07.13)

. 
 
 
back
「My logbook : 屋久島方丈記」は、「 My logbook : 屋久島生活の断片」の
日誌編 と 偏見ご免のたわごと編 の 継続版です。
My logbook : 屋久島生活の断片」の ご案内
日誌編 と 偏見ご免のたわごと編 (2010.05.31までの記事)
屋久島釣り場案内
妻関連の「SpinCom」と「SpinCom Gallery」