My logbook : 屋久島方丈記 
Home > backnumber目次 > 記事
  日誌編  ・ 偏見ご免のたわごと編  
  日誌編: No.361  
  2016.09.05  トイレファン交換_耐候性に不満  
 
 
移住して20年以上経ったこの夏、10年位前に取り付けた2台目のトイレの排気ファンにはっきり不具合発生というわけではないが感覚的にそれまでと何か違和感を持つようになった。1台目は移住直後取り付けたのだが、今回同様何となくおかしい感じがして来て2台目に交換した経緯がある。

 左: 交換前の排気ファン  中: 交換後の排気ファン
 右: 交換後の外側網戸だけの使用状況(ファン下の仕切り板の左右と下に防水テープ)

そのファンはケースの中に羽根とモーターが縦置きになっていて、ケースの吸気口から室内の空気を吸い込みケースの室外側ルーバーから排気するようになっている。羽根は筒の中で回るので羽根の径も小さく、その筒と羽根にごみがよくたまる。排気用のルーバーにもよくたまる。作動音が変化してきたらその度に掃除をして来たのだが、音の変化はごみで気流が乱れるのもあると思われるが、大きいのはごみあるいは他の理由によってファンのバランスが崩れ振動が発生し窓部取り付け用支柱部の本体下側の仕切り板が共振によるもののようである。

支柱の継ぎ目を補強したり、仕切り板に防振用に厚いテープを貼り付けたりして使って来たのだが、何となくおかしいと思ったのはそれに加え吸い込んだ空気の一部が室内に逆流する感じが大きくなったからである。感覚的なものだが気になって、また2台目も交換する気になってしまった。

今回は羽根とモーターの軸は横向きのいわゆる一般的な排気ファンの形をしている。ケース自体が以前のもののように吸気・排気口以外空密で出なくてもよい扇風機みたいなものである。径も大きいから回転数も小さくてよさそうだから音も小さいだろうとの期待もある。シールには耐用年限13年とある。私にはもう交換する機会は来ないかも知れない。

さて窓用排気ファンについての私の感想である。以前のものも今回のものも、もう少し取り付けについて配慮が必要ではないかということである。わが家はサッシ窓で取り付けは網戸のある右側である。台風などの時ガラス窓を閉め切る必要があるから、サッシに取り付けず内側の木枠に取り付ける。そのための金具やネジも付属しており、それは標準的な取り付け方法と思われる。私の不満はそういう取り付けをした場合の防水機能にある。雨が当たれば、柱側や下側に水が浸入して木枠に流れる。台風時でもない限りガラス戸は閉めず網戸だけの窓で日中は作動、夜間は停止状態にしてあるわけである。私の思うトイレファンとはそういうものである。トイレ窓用排気ファンと謳っている製品がそういう使用条件を考えていなさそうなのが不満である。また今回のファンでは室内側厚さが少し大きくなっても羽根の外側にルーバーも付けた方がよいという気がしている。

補足1: 雨を通さない網戸用ネット
ガラス戸は開け網戸だけを閉めて排気ファンを使うのだが、いまの網戸では雨が吹き付けるとファンに雨しぶきがかかる可能性がある。網戸への外付けルーバーでもないかとネットで探していたら、雨を通さない網戸用ネットというのが見つかったので早速注文した。網戸をこれにすれば雨での心配はなくなり、天候を気にせず心置きなく終日ファンを作動させておける。

補足2: 雨を通さない網戸用ネット取り付け
2016.09.09
 トイレ排気ファンのある左側窓に
  雨を通さないネットを張った網戸
   (今回ネット交換)

 右側の洗面所窓にはいわゆる
  普通のネットを張った網戸
  (20年以上ネットは交換していない)

 新ネットは材質も違うが目が細かく目立つ
 通風能力は普通ネットの2/3くらいという


(関連記事)
屋久島生活の断片・日誌編:
  No.246  チェックバルブのこと  [2008(H20).06.30]

  No.368  ノートPC_夏の暑さ対策  (2016.10.17)
.   
 
 
back
「My logbook : 屋久島方丈記」は、「 My logbook : 屋久島生活の断片」の
日誌編 と 偏見ご免のたわごと編 の 継続版です。
My logbook : 屋久島生活の断片」の ご案内
日誌編 と 偏見ご免のたわごと編 (2010.05.31までの記事)
屋久島釣り場案内
妻関連の「SpinCom」と「SpinCom Gallery」