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7月Windows10無償アップグレードの予約の案内表示があってWindows7とWindows8.1搭載の2台のPCで予約したのだが、その後数日して私は予約をキャンセルした。アップグレードが開始されてから安定して使えるという評判がたってからで遅くないと思い直したからである。私はデスクトップPCとしてWindows7搭載PCを使用しており、Windows7は気に入っているしPCメーカーがグレードアップをサポートしないと言っているので止めた。Windows8.1搭載PCの方はWindows8をアップデートしたものだが、これもPCメーカーのサポートがないようである。このPCはデスクトップで立ち上がるようにしてありスタート画面は一切使用していないからWindows7のような感じで使っているものである。
キャンセルしたその後も本当にアップグレードが私にとって必要かどうか気になって考えたりしていたのだが、いまのところ新しいOSでないと支障が出るという事柄も思い浮かばないのでセキュリティサポートが終了するまではこのままで行くことにした。Windows7搭載PCは2020年1月14日まで、Windows8.1搭載PCは2023年1月10日までハードなど他の不具合がなければ十分使える。
私はPCハードの高性能化と相俟って何年かおきにOSがアップグレードされるのは致し方ないという気はしているが、私のPC利用状況はむかしからあまり変わっていない。アプリケーションはむかしのままの機能で十分である。付属ソフトは新しいPCものになればそのPCのものを使うし、他のアプリケーションはほとんどフリーソフトなので対応しないものは新バージョンに更新する。仕事でPCを使っていない私が一番使うのはメールソフトとブラウザとオフィスソフト、ホームページ作成ソフト、写真編集ソフトである。そして金融関係サイトなどのブラウザ対応を考えるとWindowsを使い続けるしかなさそうから、新しもの好きの私は新しいWindowsが出ると1台は新しいOS搭載高性能PCに置き換えてきた。本当はどこのメーカーのCDプレーヤーでもミュージックCDならどこがリリースしたものでも再生できるように、ブラウザあるいはOS依存性のないようにサイト設計やデータ設計などの仕様を世界統一規格化してブラウザあるいはOSあるいはハード設計の技術を競って欲しいと思っている。
前回Windows8搭載PC購入の際は、デスクトップで使用する私にとっては使い勝手が変わりタブレット機能向けスタート画面まであってすぐ購入したことを後悔してしまった。いらぬ変更といらぬ機能は従来のコンセプトで発展していってほしいと思う私には改悪に等しいものだった。私はデスクトップPCはデスクトップPC、タブレットはタブレット、スマートフォンはスマートフォンとしてそれらが最適に使えればよい。OSは一つで何にでもというのはMSの都合だろう。私は利用用途と搭載機器に応じてそれらしいユーザーインターフェースのものがあればよいと思っている。実物に触れたわけではないから聞き及ぶ範囲での感じだが、使い勝手が良いのにわざわざ見かけを変えるだけような改変を好まない私には搭載機器間で紛らわしいユーザーインターフェースを混合したような有り様は親しめない。
今回のWindows10はデスクトップPCとして使いたいならデスクトップに固定化出来るらしい。それだとWindows7とほとんど変わらない感じで使えるというはなしもある。それならいま保有のPCが買い替えやむなしの事態になったらWindows10搭載PCを購入すれば良いわけである。そしてこれからのWindowsがWindows10以降新陳代謝するがごとくアップデートだけで無償でリニューアルされていくということである。これはOSメーカーのクラウド化対応策というはなしもあるが、PCハードの高性能化が頭打ちになって来たからという一面もある気がする。そうだとすれば新しもの好きの私が新しいハード目当てに新機種を購入する動機も薄れる。Windows10搭載PCを急いで買うことはないようなので、私としては保有PCを使える間使って行くことになると思われる。
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