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  日誌編  ・ 偏見ご免のたわごと編  
  日誌編: No.259  
  2015.01.01  戯れ歌年賀状・2015  
 
 
  ようもうの てつむぎており ともありて       
               れきしとなりぬ つまのたのしみ

      (羊毛の 手紡ぎ手織り 友ありて
                 歴史となりぬ 妻の楽しみ)
(注): 十年偉大なり、二十年畏るべし、三十年歴史なる (中国のことわざ)

もう何年になるか年賀状には干支にこじつけた写真を載せている。また写真には関係なく干支にこじつけた戯れ歌を載せている。今年は未(ひつじ)年である。そこで写真は妻が羊毛の手紡ぎ・手織りを趣味としており、羊毛とか手紡ぎとか手織りの素材や機材あるいはそれに関連する施設を見に行ったどこかの国の羊牧場で撮ったもの中から選んだ。柵の側に近づいたら寄って来たそうだが、羊は人を見に寄ってくる性質があるのかも知れないとは妻の言である。

戯れ歌は、これも妻の趣味にちなんだものである。子どもの手が離れたころ織りを習い始めたが織りだけではなく糸から作品まで一貫して作りたいという願い抑えがたく、家で扱いやすい羊毛に的を絞ることにしてその染め・紡ぎ・織りを教えてくれる工房に何年か通った。そして今に至るのだが今年で30年以上はやっていることになる。中国のことわざによれば30年もやっていればそれは歴史と呼ぶにふさわしいようである。この四半世紀は羊毛に手をそめ始めてから得た染め・紡ぎ・織りの同好の友人・仲間とともに歩んできたのだが、ここまで続いたのは友人・仲間に恵まれてこそのことだと思われる。

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