My logbook : 屋久島方丈記 
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  日誌編: No.250  
  2014.10.27  妻の展示会用に人型ハンガーを作る  
 
 
妻が羊毛手紡ぎ手織りの仲間三人で、10月31日~11月5日に東京・表参道のGallery KOWAで「羊のいろいろ」という作品展をやることになっている。2~3週間前になっても展示方法などどうしようかと思案中である。羊毛で羊を作って外から見えるところに置いて人目を引こうとしているようだが、いつも作っているものより大きいサイズをつくろうとしたらなかなか上手くいかず一個作って諦め、小さいサイズをいっぱい作って大きいの一個の周りに置く作戦に切り替えたようである。数十個は作る気らしい。

大きさは左の方の鉛筆や黒いシャチハタ印と比べると分かる

作品については大型のL型ショールなどは以前私が作製した木製ハンガーのスタンドなどを使うようだが、そんなに大きくない作品についてはこれも以前私が用意した木製の横棒があるのだが、毛糸など掛けるにはよいがこれにショールみたいなものを掛けるとタオルでも掛けたようになって作品の見栄えがしないのではと悩んでいる。

作った人型ハンガー  
人型ハンガーに掛けた作品のひとつの前面と後面

そして妻がひとつの作品を自分で着けてこういう感じだとこの作品もそれなりに見えるでしょと私に見せてくれた。ひとが着けた感じが出るようにしたいようである。家にはひとが着けたようにするものとしてビニールの風船式のトルソーが一つあるがそれでは服を着せたりしないと趣が出ないし大仰になる。そこで私がダンボールで人型ハンガーを作ってみたらどうかと思いついた。

すぐに製作に着手、家にある箱を解体したダンボール板に妻の首から胸部くらいまでの正面図を写して切り取ってクリーニング屋に服を出すと付いて返ってくる針金製ハンガーを骨としてクラフトテープで貼り付けた。それだけでは見栄えが悪いから、ときどきポスター等で新聞を模様に使っているのを見かけるのにヒントを得て新聞紙を人型全体に貼り付けた。妻が試しに作品を掛けてみたが、使えると言って気に入ったようである。作品で新聞紙はほとんど隠れるし離れて見れば見えるところはグレイっぽく見え作品の味を邪魔しない感じである。

一応6個作って太めの釣り糸で吊るすようにしておいたが、その糸でどこかに吊るすなり結びつけてもらえばよいわけである。妻は同じような作品があってやはり展示方法をどうしようかと考えていた仲間のひとに電話して半分づつ使おうということにしたようである。


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