My logbook : 屋久島方丈記 
Home > backnumber目次 > 記事
  日誌編  ・ 偏見ご免のたわごと編  
  日誌編: No.199  
  2013.12.16  ことしもわが家の庭にサル・シカが出始めた  
 
 
11月のある日の朝、庭に出たらタンカンの一番大きくなっていた実が盗られ半割にして食われたようで皮が落ちていた。これは昨年もそうだったから、多分前日散歩に出ていた間にサルにやられたと思われる。そして私はその日は気づかなかったのだと思われる。タンカンの皮を見つけた翌日の朝はドラセナの新芽がむしられたようになくなっていた。こちらはシカの仕業だと思われる。犬が昨年亡くなったのだが、その後からサルやシカが庭に入り込み荒らすことが目立って来ている感じである。

タンカンと右下に見える食いカス タンカンの食いカス
芽を食われたドラセナ バルブを食われたデンドロビウム

ドラセナに気を取られて気付かなかったが、そのまた翌日庭木に着生をはかっているデンドロビウムも食われているのが分かった。こちらは周囲に植え込みのない木の幹に垂れ下がっている葉のないバルブが食われていた。高さ1mくらいのところだからちょうどシカの口が届くくらいの高さに着生させようとしたのが裏目に出てしまったようである。植え込みに囲まれた木のものは近づけないからか無事だった。

タンカンの木に取り付けた狼尿入り容器 右上に写っているように狼尿入り容器を
吊り下げたが食われたデンドロビウム

サル・シカ対策に昨年は防獣灯を購入し試したのだが、夜中に来るシカに効いたかどうか分からず、また夕暮れ間近を狙ってくる知恵者のサルにはその効果はなくタンカンなどは一日にして実全部を盗られてしまった。そしてことしもサルが出始めた。シカも出て来た。屋久島のシカに悩まされているらしいひとのブログに狼の尿が売られていて効果があるらしいという記事があった。価格が高いのだが、ちょっと安く販売しているサイトがあったので試してみようとウルフピー小ボトル1本購入した。付属してきた小さな容器に小分けしたり布切れに染み込ませたりしてサルやシカの被害個所近くに吊り下げた。

吊り下げる以前に一番大きな実1個盗られていたサルについては、その後かなり日を置いてからもう1個盗られその後また日を置いて1個盗られた。断続的なので少しは効果があるのかと思われるが、あるいは知恵のあるサルだから断続的に味見をしていて食べごろになったら一挙に盗る可能性もある。そういうことになればサルについてはほとんど効果なしということになる。

狼尿入り容器を吊り下げたが
食われたドラセナ
吊り下げてまたまた食われたドラセナ

一方ドラセナやデンドロビウムは吊り下げた後も何夜も来て被害は拡大している。狼の尿はシカには全く効かないようである。家の敷地の周りを飛び越えられないくらい高い網とか柵で囲えば防げるのかもしれないが見てくれは悪くなるし出入りも不自由になりそうだからやりたくない。勿論金もかけたくない。もう有害駆除を期待するしかない感じである。移住してきたころに比べ最近はわが家近辺で駆除活動が行われるのを見かけないが、周りに家が何軒もあるわが家でも被害が出ているところを見れば山中で得られるエサに対して頭数が増えすぎているのではないかと思われる。行政で適正頭数に駆除管理してくれないものかと思ったりしている。


(関連記事)
屋久島方丈記・日誌編::
   No.138  ネコ・サル・シカの迷惑と被害対策  (2012.12.17)

   No.253  サル対策_タンカンの黄色い実を見たい  (2014.11.17)
   No.502  庭荒らしの猿撃退機_赤外線検出で音と発光  (2019.02.11)
.   
 
 
back
「My logbook : 屋久島方丈記」は、「 My logbook : 屋久島生活の断片」の
日誌編 と 偏見ご免のたわごと編 の 継続版です。
My logbook : 屋久島生活の断片」の ご案内
日誌編 と 偏見ご免のたわごと編 (2010.05.31までの記事)
屋久島釣り場案内
妻関連の「SpinCom」と「SpinCom Gallery」