My logbook : 屋久島方丈記 
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  日誌編: No.253  
  2014.11.17  サル対策_タンカンの黄色い実を見たい  
 
 
わが家にはタンカンの木が一本あって何年か前まではサルに狙われず春に黄色い実のなる景色や収穫を楽しんできたのだが、ここのところ続けてサルに狙われてある年は実が黄色くなりかけのうちに全て盗られてしまったことがあった。以来、敷地の縁などに防護網その他でサル対策をしたつもりだが、やり方がまずいのか効果はあがっていない。

今年も9月ころになって敷地境界付近に立っている大きなアコウの木に実がなると例年のようにその実を食いにサルがやって来た。そのうちタンカンの木が狙われることになる。今のうちから怖がらせて被害を減らそうと、サル追い銃を買って来るたびに脅してやった。バイオ弾で射程20~30mくらいだから威力はない。初めは撃つときのバネ音と弾が木などに当たった音に驚いて逃げていたが、ボスらしきサルはそのうち平然として弾を目で追うようになった。そこで狙いを定めて当ててやったら、その後は銃を持って出て行くだけで逃げるようになった。しかし実がなっているうちは来るのは止まないので、追い払う効果はあっても近づけないようにする効果はないようである。

品名:サル・鳥追いてっぽう(農業用) 空色の網を掛けたタンカンの木

アコウの木の実が無くなりかけたころ、散歩から帰って庭に行ったらその気配にサルが逃げて行った。庭の隅にピンポン球より少し大きいくらいになったタンカンの青い実がちぎられ落ちていて中身半分食われていた。天候のせいかどうか知らないがいつもは11月ころからタンカンの実を狙ってくるサルが今年は9月に来たことになる。

そこで今年は直接タンカンの木に網をかぶせサルに実を盗られないようにしてやろうとJAに網を買いに行った。まだ時期ではないのか在庫がよく見かける網より目が荒い一種しかなく、それで効果が挙がるかどうか疑問だがそれを購入してタンカンの木の周りに巻いた。いまのところ小さい実を食ってみたところ食いごろでないと知って遠のいていると思われるがサルの気配のしない日が続いている。春には網の効果があって黄色い実の景色が見られればよいなと思っているが網が少し興を削いでいる感じはある。

補足: 全部やられた
2014.11.29
本日でタンカンの実を全部サルにやられてしまった。20年くらい以前にサル対策は電気柵だけが恒久策だと評価は定まっているので、手軽な対策では役に立たない。それは分かっているが来年こそは手軽にできることでなんとかしたいものである。


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