My logbook : 屋久島方丈記 
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  日誌編  ・ 偏見ご免のたわごと編  
  日誌編: No.197  
  2013.12.02  庭木に着生しつつあるデンドロビウム  
 
 
昨年友人から貰ったデンドロビウムを一部庭木に着生させようとくくりつけたり、庭木の又に鉢を固定したりしていたのだが、ことし春に三種類5株に花が咲いた。私は手入れといえば庭木は枝切、草花は水をやるだけであとは何もせず成り行きにまかせ、自然に育つのを待ったり眺めたりするだけである。それでだめなものはそれまでという方針で庭を楽しむのが私のやり方である。だから多分貰う前の手入れが良かったので、ことし花をつけたのだと思っている。


昨年散歩のときに通りかかった知り合いの家の前庭で庭木にデンドロビウムが着生し花をつけているのを見て興味を持って、友人から貰う前に購入したデンドロビウムはノビル系ではないからかことしはあまり成長もしなかったし花を着ける気配もなかった。ノビル系はいま根が木の表面に長く延びて来て着生成功しつつあるような感じだが、購入したものは根の部分はミズゴケのかたまりのままで変化が見られない。致し方ないが多分私のやり方ではこの先あまり期待できないかと思われる。いずれわが家からは消えていくのかもしれない。

わが家の庭木はツツジがメインである。わが家に合っているようで挿し木その他で根付いてツツジ屋敷の様相である。いまは年に二三回くらいは剪定しないと庭の趣が私の感覚に合わない。ツツジについては芝生と同じで刈り込まれた状態が私好みの庭の雰囲気を醸し出すわけである。ツツジは狂い咲きなのかチラホラとは通年花をつけているが、花の季節は限られる。わが家の庭でほぼ通年花をつけているのはハイビスカスとサンタンカである。

そこに花の苗を買って来たりしてときどきの季節のいろどりを楽しむわけだが、翌年も花をつけることを期待してなるべく宿根草を選ぶ。しかし水やりしかしないからかなかなか期待通りにいかない。草花も木と同様何も手を入れなくても植えたらそこで毎年芽を出し花をつけてくれないとわが家の草花という気がしなくて面白くない。面倒くさがりの言い訳に自然を楽しむ田舎暮らしなのだからとそううそぶいて、何もせずとも自然ながらにそれに耐えて生き続けるものであってほしいと思っているのである。デンドロビウムにもそういう期待を持ってただ木にくくりつけて着生させようとしていま約一年経過というところである。


(関連記事)
屋久島方丈記・日誌編:
   No.146  庭木にデンドロビウムを着生させてみたい  (2013.01.28)
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