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ここのところ韓国大統領竹島上陸・香港活動家尖閣上陸絡みの報道が盛りである。以下は私が今まで自分好みでウォッチしているメールマガジンやブログの情報の中で納得できた内容を紡いで自分なりに理解している情勢の見方とその感想などである。
(以下本文)
日本の国際関係で北方領土、竹島、尖閣への他国の動きが今年になってまたクローズアップされている。相手各国はそれぞれの戦略のもとで今の世界情勢を踏まえながら日本に対する出方を選択しているはずである。世界的な情勢として大国同士の戦争は核戦争の危険をはらみ起こせない。起こるとすれば通常兵力による核兵器を持たない国による代理戦争か核兵器を使わない局地戦ということになるというのが大方の見方であると思われる。そして大国の覇権維持争奪戦は経済・外交を中心に展開しており、それらの戦略目的にそった計略に影響を受けながらそれぞれの国はその出方を選択しているはずである。そして陰謀論・謀略論というほどではないかも知れないが各国はそれぞれの戦略目的に沿った計略を推進しているはずである。
まずアメリカについてだが、アメリカの戦略の目的は民主主義とドル基軸通貨維持で覇権国家の地位を維持していくことであるという見方がある。そういう見方から計略を推進してきたと見ると、経済的にアメリカを脅かすようになった日本を経済危機に陥れその力を削ぎ、民主化と市場経済で共産主義のソ連を崩壊させ、そして台頭した基軸通貨狙いのユーロをいま経済危機で弱体化させつつあるのではないか。そう見ると経済危機と民主化で共産中国も崩壊する可能性がある。一連の経済危機が仕組まれたものでないとしてもそれを利用した工作が行われてアメリカの目的が達せられるように動いているように見える。日本がアメリカを凌ごうとすればその反動が来ると見ておいたほうがよい。アメリカ追随と言われようがアメリカとの良好な関係が日本を守ることになるとという主張は否定しがたい感じがする。
中国とロシアの戦略の目的は、アメリカを覇権国から没落させることであるというのもよく言われていることである。中国は資源確保と太平洋進出で勢力圏拡大を狙っている。ガス田や尖閣諸島問題はその一環であるが、ロシアは大統領あるいは首相の北方領土訪問で中国をバックアップしている。ロシアと中国はアメリカに対抗するために共同歩調を当面取っていると見られているわけである。いずれアメリカの思惑通り中国は民主化と経済危機で崩壊するかもしれないが、日本としてはロシアと中国の分断を図ると同時に中国に対し長期的情勢変化への展望のもとに外交に臨まなければならないというはなしには説得性がある。そうであれば当面対中国はいなし外交となると思われる。
韓国の戦略目的はよく分からないが多分周辺国を凌ぐ存在になることである。意識面ではそれで劣等感を封じ込めることになるのかもしれない。朝鮮は中国の属国的位置づけの歴史の中で周辺を見下す差別意識を持つことでプライドを維持してきた。そして見下してきた辺境日本の支配下に一時期入った歴史はプライドをいたく傷つけた。その反動は大きく李承晩ラインから今の竹島問題、従軍慰安婦問題につながっているというはなしからそんな印象である。すでに国家賠償は決着していてもまたその場その場のの手打ちがあったとしても日本が凋落し韓国の風下に立つまで反動意識は蒸し返され収まらないと思われる。日本としてはその影響が小さく収まるよう経済的工作を強めて外交をバックアップするしかないように思われる。
一方中国や韓国の言いがかり的な主張と言われることについて、例えば南京事件とか尖閣、竹島に就いてとか、従軍慰安婦問題などに対しては、事実でないことがあればその論拠を示し世界に日本の主張を発信し続ける作戦が必要である。今年またイジメ問題が大きくクローズアップされているが、おとなしい良い子でもイジメられても自殺しないで生き抜くためには、イジメであることを表に向かって言うこと、警察などに助けを求めること、相談できる相手を持つこと、自分が立ち向かう力を持つことなどが考えられる。国際関係の悪化はそういう面でイジメ問題に似ている。領土を失ったり不利益を被ったりしないためには、日本が平和を希求する国であることを常に世界に理解させ続けること、直面している事態への日本の主張を世界に発信し続けること、同盟国友好国などに相談したり助けを求めること、それなりに外交をバックアップする軍事力を維持することである。
以上、私のような何も出来ず分かりもしない人間が世の中で言われていることからああでもないこうでもないとたわごとを言ってみたのである。いま日本外交あるいは官僚は事なかれ主義になっていると言われ日本の力に不安を感じてそんなことを言ってみたりしたのである。実際は、政治家や官僚がそれなりの覚悟で深く緻密なはかりごとを巡らしてことに当たっているので心配しないで良いのかもしれない。
(補足1)
私がむかし韓国人と仕事で関係を持った時、何かの拍子に豊臣秀吉が朝鮮を攻めたと言われたことがある。最近ネットに、日韓ジャーナリスト同士が友好関係を模索して討論会を開いて非は非として認めつつ互いに見解を披露し理解を深めあったが、最後に韓国人の一人が自分たちはいつまでも恨みを後世に語り継いで行く、だからそれを理解しない限り日韓の溝は埋まらないと発言して会開催の目論見は崩壊してしまったという記事が出ていたのを見て、それを思い出してしまった。日本側が朝鮮が元の手先になって元寇の時日本への攻めに加わったことを日本人は知っていると言ったらどうなったのかと思った次第である。先に恨みを持った方が永遠に責め続けると解決はないが、はなしは任那日本府あるいはそれ以前に何かあってどんどん韓国の恨みが先だと遡リ探すのかなと思った次第である。
(補足2)
韓国慰安婦問題についての私が想像すること。最近いくつかの国で韓国女性が多数売春をしているということで、韓国は売春婦輸出国かと皮肉られているとのことである。金になるところに女性自ら押しかけるあるいはそういう仕事をさせる組織が女性を送り込んでのことではないかと思われる。今もそうなら多分当時もそうだったのではないかと想像してしまう。そして日本軍はその商売の適正化のために介入したのではないかという気がしている。しかし一部に介入権限を悪用したものがいたかも知れない。もしそうならば軍や国家の責任を問うのではなく限定的な対処をすればよいと思われる。聞くところでは当時どこでか知らないがそういう悪をした軍人が告発され死刑になった例があるということである。韓国の言い分には偏りがあり口調は感情的なように思えて仕方がない。如実知見、これが足りないように思われる。
(追補) 売春と慰安婦_区別出来ていないかも 2014.02.07
NHK会長の慰安婦問題関連発言絡みで、ネットで見た2月5日付の「売春と慰安婦は違う」と題する慰安婦問題の研究者、関東学院大・林博史氏の見解紹介文の中に、「慰安所に女性を連れて行き、働かせたことが一番の問題だと捉えるべきで、強制連行を論点にすること自体が誤っている」、強制連行の有無を問題にすることは論点のすり替えである、と日本政府が強制連行の有無を慰安婦問題の論点としていることを批判しているとあった。また、「慰安婦制度は軍が組織的に女性を集め、公然と管理・運営したもの。日本軍の場合は海外への輸送まで軍の船やトラックを使った。そういう意味で一般の売春とは明確に区別しなくてはいけない」ということである。そして慰安婦問題では、だまされ誰かに連れられて来た、誰かに金で釣られて来たあるいは強引に誰かに連れられて来た、自分で金を目当てに来たあるいは軍に強制連行されたなど慰安婦になるに至った理由が問われているのではなく、軍が関与して慰安所に女性を連れて行き働かせたことが一番の問題だということである。私は韓国の言い方が感情的な感じなので不快感が先に立っていたが、事実をもっと精査する必要があるのかも知れない。ただ韓国の政治問題としての位置づけには疑問を持っている。
補足3: 何しろ経済力を強める以外ない
2012.09.15
民主党、自民党の党首選が始まったようである。両党とも候補者の公開討論会が開催されたりそれぞれの主張紹介のTV放送もあった。それを見ていて自民党の林芳正氏だけが経済力回復あるいは強化について強調していた印象がある。そのときの感想である。
日本の国力とは、すなわち経済力ということに尽きる。それが落ち目だからアメリカの衰退傾向と相俟って中国・韓国連合の攻勢に遭っている。経済を強くする戦略とそのための政策ならびに発生状況対応工作戦術の運用、これらを一体的継続的に推進していく必要がある。また経済力を増強しない限り国内問題も好転しない。国の優先第一課題は経済力強化である。ここは局所的なことより国全体としての観点が重要なのだとはっきり国民に説明してやるべきことをやって行ってほしいものである。
補足4: 韓国が明治日本の産業革命遺産登録推薦に文句
2013.09.18
八幡製鉄所や長崎造船所などが含まれる九州と山口県の明治日本の産業革命遺産を世界文化遺産としてユネスコに登録するよう推薦する動きに対し、韓国が止めろと横槍を入れていたが、政府は推薦することを正式に決定したそうである。韓国の反対理由は、韓国人が強制徴用されて働かされた場所だからというのだが、いささか内政干渉の様相である。韓国の深層心理には日本の一部という意識が残っていて、日本の地方が政府にもの言う感覚でやっているのではないかという見方がある。先の戦争では日本と併合した国として連合国と戦ったわけだから国際関係の意識が薄弱なのも無理ないことかも知れない。
(追記): 韓国人の深層心理では韓国が日本の一部なのか
2015.03.03
平昌冬季五輪の準備が進んでいないらしい。辞退したらという意見もあるが一部には日本で開催をとか日本に譲ったらとかいうはなしが出ているようなことがいままで何度もネット記事を賑わしている。私からすればなぜすぐに自分都合で日本と言い始めるのかと不快である。韓国が日本の一部でもあるかのように気軽に日本の名を出し過ぎである。国内の一地方が中央政府に援助や肩代わりを求めているに似た感がある。あるいは反日韓国にありながら夜郎自大で日本を思い通りに出来ると思い間違いをしてのことならいい加減に現実を自覚したらどうかという感じである。
補足5: 韓国新聞の論説を見たひとの感想
2014.06.02
以下、日本の歴史認識を国際的に正そうと述べる韓国新聞のコラムを読んだひとの感想を紹介する。私も、「韓国は日本を打ち負かして独立したのではない。米国から棚ぼた式に独立を譲ってもらったが、先の戦争で何の役割を果たしていないため国際関係においての発言権が弱くなることを恐れて連合国を気取ることにした。そして韓国は今なお被害者を装い歴史の捏造をし続けている。」という印象を持っている。
(感想本文)朝鮮半島は日本でした。朝鮮人は日本人でした。朝鮮人も日本兵となりアメリカと戦争しました。
日本が負けると無理やりやらされたと手のひら返しです。 単なる裏切りものです。・・
正しい戦争などありません。民主主義は多様な意見を許容します。
多様な意見を許容しないから争いがおこり、最後は戦争になります。
アメリカが100%正しくて、日本が100%悪いと言っている間は世界から戦争はなくなりません。(以上紹介)
補足6: 中国や韓国、アメリカのやり方のパクリの様でもある
2014.06.13
ふと今日思ったのである。中国や韓国が歴史認識問題や従軍慰安婦問題で日本非難を言い募るのだが、その根拠には疑問があり捏造もある模様である。アメリカのイラク攻撃理由も後にそれは偽りだったことが判明したが、その偽りの理由により当時のイラクは戦争をするはめになり敗れたのである。偽りを言い募る中国や韓国は定めし当時のアメリカで、集中非難をうけている日本は当時のイラクというふうに見える。中国や韓国は当時のアメリカのやり方から、ないことでも言い募っていれば日本との戦いに勝つ機会が来ると学んだのではないかと思われる。当時イラクの弁明に耳を貸さなかったアメリカのようにひと波乱の決着がつくまでは中国や韓国の日本非難は止まないのではないかと思われる。
(関連記事)
屋久島方丈記・偏見ご免のたわごと編:
No.118ap 国内のある問題と中韓の対日姿勢の類似性 (2013.08.11)
No.167 いっときの見得を切った報いかも知れない (2013.05.14)
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