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  日誌編 (with photo) ・ 偏見ご免のたわごと編  
  日誌編: No.78  
  2011.11.21  大雨で溢れ水  
 
  10月ころだったと思うが、農道を散歩していたら役場の職員らしき人たちが道の谷側に小型ユンボを持ち込んで何やら作業をしていた。聞いてみたら大雨で下の畑に水が流れこむとのクレームがあって対策しているとのことだった。場所は道の山側の大きな側溝から道の下を通って谷側に排水するところである。排水口の下には従来は自然に出来たような半径数mの窪みがあって雨の時流れるだけの浅い水路があったようなのだが、大雨で溢れて下の畑に流れ込んだらしい。

(写真・上左: 農道谷側の排水口、農道の場所には犬と妻が見える
(写真・上右: 排水口直近の深くした水路
(写真・下左: 水路は深い茂みの中へ)
(写真・下右: 対策前溢れた水はマークした畑の方へ流れたらしい。
        右上の写真の左側中程に写っている石は、右下の写真の
        マークの右下に写っている石と同じ。対策前水はこの石の
        あたりを越えて流れたようである。)


そこで溢れないように水路を深くしていたようである。後日写真を取りに行ったら水路の先は草に覆われていたが、その先は多分雨の時だけ流れる浅い溝が続いているようである。方向から見ると、近くにもう一ヶ所農道の山側の側溝から谷側に排水するところがあってそこから水路の溝が二股に分かれて下に行っているのだが、その一方の先に合流しているのかも知れない。あるいは三本の溝が下に向かっているのかも知れない。

この農道の当該側溝範囲には農道山側の100mから200mくらい上の県道から農道までの間の幅50~100mくらいの地面に降った雨による水が流れてくると思われる。大雨では側溝も溢れるようで農道谷側の路肩も水で侵食された後が残っている。そのかなりの水量が農道から下へと流れるのだが、下へ100mかそれ以上離れたところにある人家方面には農道下側の土地に降った雨による水も合わせて流れて行くと思われる。

その方向には今は家を売って引っ越してしまった人がいたが、その人はよく家に水が出ると嘆いていた。前述の二股に分かれた川みたいな溝のどっちかが家のそばを通っているのか、水の流れを変えようと土のうを二股のところに放り込んだりしていたようだが溢れるような大雨には効き目がなかったようである。引越しの理由として奥さんがナガシムシなど家に出る虫が嫌いだからというはなしが出回っていたが、私は家に水が出るのに嫌気が差したのも理由の一つではないかと思っている。

わが家も農道下の海に向かった傾斜の途中にあるが、家の山側は東西方向の通路で側溝が付いている。敷地は一部コーナーを除いて周囲より盛ってある。そのコーナーだけは車の出入りのため道と同レベルにしてあって農道からの南北方向の傾斜通路に接している。そこに上の農道から家までの間の通路に流れ込んだ水が流れてくる。引っ越して来てその問題に気づいてから家のそばに傾斜通路を横断するスノコ付き排水溝をつけて山側の通路の側溝につないでもらった。それでそのコーナーには家から排水溝までの狭い範囲に降る雨の一部の水しか流れて来ないことになった。実感としてはほとんど流れ込んでいる感じがしない。もし流れ込んでいるとしても敷地に入り込まず縁部分ですぐ周囲の低い通路に流れてしまっていると思われる。いまのところわが家に浸水の心配はない。


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