My logbook : 屋久島方丈記 
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  日誌編 (with photo) ・ 偏見ご免のたわごと編  
  日誌編: No.57  
  2011.07.04  ミストノズルで暑さ対策  
 
  6月28日朝から日が照っていて予感はあったが、九州南部(宮崎県南部から鹿児島県種子島・屋久島までの範囲)梅雨明けとの報道があった。昨年はどうだったか覚えていないが、今年は6月でも涼しい日が多かった感じだが月末には相当気温が高い感じである。春は毎年ツツジに付く毛虫を取り除くのだが、今年は雨の日が多く涼しい感じの日もあったからか毛虫をとることがなかった。またナガシムシは例年6月上旬に出るのが今年は20日ころだった。なんだか例年と気候が違ってきている気がする。


6月28日は暑くなって北側の窓の外に付けている温度計で外気温が34度だった。そこで今年は購入してあったミスト発生ノズルを南向きの居間の軒先の雨樋のステイに取り付けた。ガラス戸を開けて外には日よけを斜めに張っっているのは例年通りで直射光を入れず通風するためだが、ミストが風向きで屋内方向になびいても日よけに当たりすぐ蒸発するので屋内に入らない。網戸の内側床には内向きに扇風機を配置した。天井の高い居間の上部に付けている熱い空気を屋根裏に出す排気ファンも作動させた。その結果室温は32度になった。

外気温との差は2度だが、今までは屋根が熱せられて屋根裏空間の小さい斜め天井にその熱が伝わり外気温より室温の方が高くなることもあったのだから相当の効果である。今までは室温が高いと床温も高くなり寝そべっても熱いのだが、今年は少しヒンヤリ感もある。また今までは室内に立つと下方より頭部のほうが空気が熱いのだが、今年は上下の温度差は気にならないほど小さくなった。29日も外気温34度になったので試してみたが効果は同様だった。今年はかなり暑さをしのぎやすくなるような気がしてきた。

何年か前から夏の暑さに並行して何とかならないかと撒水栓を購入して暑い時庭に打ち水を試みてきた。撒水栓は二種類試した。羽根の付いていないタイプでは自分でノズルにビール缶を切って針で穴をあけたモノを付けミストにしようともしてみたが孔の細かさが不足のようであまりうまくいかなかった。いずれも撒布される水量が多く地面がビショビショになる。そこで家から距離をとって撒くのだが心なしか涼風が来る感じはするがあまり効果はなかった。また地面がビショビショになると水道栓を止めるのだが、それをしょっちゅうするのも日照りの庭に出なければならず涼感を得ようとするとなお暑い目に遭う。何かよいものがないかと思っていたら今年、TVでどこかの町のアーケードでミストノズルで噴霧し涼しくなったという例を放送していたので、今年はミストノズルを探して購入してみたのである。

補足: 
梅雨明け撤回
2011.07.05
7月になって晴天で暑くなるかと思いきや梅雨前線南下でここ数日雨続きで、本日気象台は梅雨明け撤回の模様である。夏の高温も過ごしにくいが蒸し暑い今も過ごしにくい。

(関連記事)
屋久島生活の断片・日誌編:
No.175  排気ファンのこと (2005.08.29)
No.248  打ち水のこと  (2008.08.06)

  
 
 
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