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  日誌編 (with photo) ・ 偏見ご免のたわごと編  
  日誌編: No.49  
  2011.05.09  管理用血圧測定値  
 
  私は高血圧で毎日朝夕血圧を測定し記録している。測定値が毎回安定しているわけではなくある日は低いがある日は高くなるというような変動がある。一日の中でも高い時と低い時もあり、私の血圧が高血圧症の基準(例えば上が130、下が85以下なら正常とか、ある値以上ある値以下なら中度高血圧症だとか)の何処に相当するのか判断する血圧値はどういう場合を言うのかよく分からない。
今年初めからの血圧記録
(薬の mm/nn は朝夕のmg)

私の持っている血圧関係の本によれば、血圧は朝・起床30分以内と夜・就寝前の二回測定する。各回二度ずつ測定し低い方の値を採用する。測り方としては準備体勢をとってから2~3分後に測りまた2~3分後に二度目を測る。時間をとるときに深呼吸すると良いともある。大体は二度目が低くなるのでそれを採用することになるらしい。私はそのやり方で測定しているが、前述のようにある日は低いがある日は高くなる。どの測定値をもって基準値と照らし合わせれば良いのか定かでないのが気になっていた。

べらぼうに高い血圧になったりすればなにか病気の兆しかとも思うが、上がったり下がったりのばらつき幅がときに大きく振れたりするのは判断に迷う。ドクター中松が毎日毎回の食事を記録して体調と照らし合わせたら三日前の食事内容に体調が影響されるという発見をしたという。私の血圧のばらつきもそういうこととかも知れない。血圧測定値がそういうことでばらつきがあるものならば、診断用あるいは管理用血圧値とはどういうものであるかという疑問がわく。

病院で診察をうけるとき血圧手帳のグラフを見て医師が大体このあたりにあるからというような表現をしていたから、平均値で見て判断しているように見受けられる。私がネットで見た薬の情報にこの薬の効果で10mmHg下がる効果が云々というのがあったが何をもって比較しているのかは書いてない。実際の測定値のばらつきはその値以上に大きいのだからなにか処理をして服用前後の血圧を比較しているわけである。そこで私は測定記録の折れ線の他に薬の処方期間ごとあるいは同じ薬の時は季節変動をみるために月毎平均処理をした線を引いてみることにした。これで薬の効果がよくわかる気がするし、その平均値で高血圧症の診断あるいは管理をすれば良い気がする。しかしばらつきの幅とか突発的な高い値についての見方あるいは判断についての情報が必要なようである。

(関連記事)
屋久島方丈記・偏見ご免のたわごと編:
No.48  その後の血圧と薬について  (2011.05.08)

屋久島方丈記・日誌編:
No.74  病気や薬についての情報本  (2011.10.24)
 
 
 
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