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2月8日の衆議院議員選挙で自民党が圧勝した。いろいろと理由は言われているが、私は高市発言に対する中国の姿勢あるいは対抗措置が切っ掛けで日本人の多くが中国の敵意を感じ取ったからではないかという気がしている。そういうことはないという従来の外交姿勢をそういうものかと見ていたが最近の中国のやり方を見てこれは違うのではないかと思うようになったからではないかという気がするわけである。
中国はもともとその正統性を日本軍国主義から解放した体制に置いている、そして社会主義を基調としている。また西太平洋を自国の勢力圏にするアジア覇権を志向していて、日米同盟に否定的である。そしてまた、尖閣周辺や他の接続水域への侵入も日常的になって日本の領土を軍事力で奪取しようという気配を見せている。中国は独裁制で日本のような民主主義を全面否定している。つまり従来から日本を敵性国家として見てやって来ていたのだが、それをいままでそんなに強く意識せずにやって来た日本人もここに来て中国の強い日本への敵意に警戒感を持ってしまったのではないかという気がする。
高市発言はアメリカの軍事行動を前提としている。周知の日米同盟に基づくものである。中国の言いがかりはおかしいのは誰でも分かるわけである。そして中国のいままでの行動に何となく危うさを感じていたところで今回の中国の高市発言への対抗姿勢や行動がいままでの日本の外交姿勢への疑問として湧き上がって来た。そして中国の敵意に対する不安とそれに如何に対処すべきかを考えるようになったと思えるわけである。
ここに来て、野党は憲法改正にあまり積極的ではなく改正しないようにずるずる理屈をつけては現実に対応すべき改正をさせないようにさせないようにしているのではないかという疑問が持たれたのではないか。自衛隊は憲法に規定したらどうか。高市政権は防衛政策を見直すと言っている。それらをしないで日本はどうなるのか。いままでと違ってはっきりと現実の問題に対処していかなければと気づかせてくれたのが中国の敵意だと思えるわけである。そしてそれが政権批判思考で現実対応をなおざりにして来た野党の従来姿勢への批判となって自民党圧勝に繋がったのではないかという気がするわけである。
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No.408 高市総理の国会答弁_中国の反応の異様さはなぜ (2025.12.15)
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