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  日誌編:  No.370  
笛吹きケトル_使い続けているうちに鳴りが弱くなる 2025.03.31
 
いずれも湯沸かしとしては半永久的に使えそうな笛吹きケトルのことである。いまの笛吹きケトルは3個目なのだが、いままでのもの同様使い続けているうちに鳴りが弱くなってお湯が沸いても離れていると気づかないくらいになってしまった。お湯を沸かしながらそばで観察してみるとお湯が沸きかけて圧力が上がって来ると笛が鳴る前に笛部分と注ぎ口の密着部分に隙間が出来る。それで圧力が漏れるから笛の鳴りが極小さくなって側にいても鳴っているかも知れないなというくらいの音しか出なくなるようである。笛の開閉ノブで密着させると大きな音で鳴るようになる。

 左:沸かす前注ぎ口端と笛側が密着している
                 右:沸いてくると鳴る前に注ぎ口端と笛の間に隙間が出来る

笛の可動部を確認すると密閉状態を保持するばね効果が密閉からちょっと隙間が出るまでの間で効いていない。笛はシーソー型スイッチみたいに機能するはずのものなのだが、密閉定位置が安定していない。使い続けているうちにこうなるのだから経時変化で機能劣化するということのようである。直してみようとしたがピンが抜けないので本体部分は何の問題もないのだが鳴りが弱くなっては買い替え、いま使用中の3個目も買い替えようということになり今度は経時変化しなそうな取付構造の笛が付いたものがないかネットで探して購入してみた。

 左:端カバー内の可動笛部がバネ圧で注ぎ口と密着し笛先端がカバーから突先き出している
           右:注ぎ口との密着から解放されると笛がバネでカバー内に引き込まれる

今回購入した笛吹きケトルは注ぎ口を開け閉めするカバー内にバネで押されている笛部が入っている構造である。カバーを閉めると笛部がバネで注ぎ口と密着する。カバーを開けるとバネで笛部が初期位置に戻るようになっている。いままでの笛部がカバーに固定的に取り付けられているのと違い今回の笛部は可動型で例えば経時変化があってもそれを吸収して密着状態を保持出来るようになっている。構造的には笛がならないようになりにくいと思われる。それが購入した理由である。

さて、配達されたので使ってみたら、商品の売り文句に笛が大音量だと書いてあったので期待していたのだがピーという音よりはもっと高い摺動音のような音で聞いた感じはあまり大きな音ではない。側にいればお湯が沸いたとは知れるくらいのものだった。多分この製品は笛の仕様が適正ではないような気がする。購入に当たってはいろいろな笛吹きケトルを比べてみたが、笛の性能や信頼性あるいはメンテナンス性について説明しているものはなかった気がする。笛吹きというのなら笛も重要機能部品ではないのかと文句をつけたくなる。この次は修理あるいは交換可能な笛の付いたケトルとか経時変化で鳴りが悪くならず音も大きく鳴るような笛吹きケトルに出会いたいものである。


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