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  偏見ご免のたわごと編:  No.345
宅配荷物預かり依頼_対応に苦慮したこと  2024.12.08
  2年くらい前のある日の朝、近所のひとが具合が悪くなり救急車で入院した。昼頃そのひとからわが家の妻に電話があって、その日来る宅配サービス会社からの荷物を受け取っておいてくれとの連絡だった。電波事情がよくないのでそれだけがやっと分かったことだった。そしてわが家でその荷物を受け取った。そのひとの家に持って行って仕舞ってあげようにもわが家にはそひとの家の鍵はない。そこで冷凍品はわが家の冷凍庫に余裕があったので入れたのだが、冷蔵物は余裕がないので箱のまま室内に積んでおいた。

だが入院日数が長くなると冷蔵品は傷むおそれがある。そこで私が病院に電話しそのひとが入院していることをまず確認したら、入院していることは何の抵抗もなく認めてくれたので、本人に荷物をどうするか聞いて連絡してくれないかとお願いした。集中治療室に入っているので病棟担当に頼んでみるということだった。しかし連絡は来なかった。

翌日私は、そのひとの家への車の往来からそのひとが訪問介護を受けている介護ステーションに当りを付けて電話し、そのひとがサービスを受けているところだとまず確認してからはなしをしようかと、そのひとの名を告げ関係を確認しようとしたのだが、個人情報だからと答えない。近所のものだがまず関係するところだと確認してからあとのことを話したいと言っても、個人情報だからと答えない。利用者だと認めることも個人情報保護に抵触するのかと腹立たしく思いながら何度もしつっこく確認していたら、あとから代表に連絡させるということになった。

そのあと、代表というひとから電話があってすぐ利用者であると認めてくれたので、私はわが家で預かっている荷物を受け取ってそのひとの家に持って行ってほしい旨お願いした。そして後刻、荷物を受け取りに来てくれた。多分、入院したひとの家の冷凍庫や冷蔵庫その他に適正に仕舞ってくれたと思われる。

その後そういうことはなかったのだが、約2年以上たった今回また近所のひとからわが家の妻に電話があってまた救急車で入院しているから荷物を受け取ってくれということである。最近はフェリーの欠航も多く物資の輸送が不安定で日程がずれたりして前の日程が遅れ次の日程と詰まってしまったりでわが家の冷蔵庫や冷凍庫も余裕がないので荷物を預かっても適正な置き場所がない。そんなことを言って妻は断ったのだがなかなかそのひとは引かない。そこで私が電話を替わった。

以前はわが家がある宅配サービス会社のわが家近辺数軒分の荷物受け取りグループの班長だったから荷物が届いたら受け取ってからそのひとにも荷物到着の電話連絡をしていたのだが、何年か前から個配になってそれぞれの個人が受取りの責任を持つようになっているのだが、未だに意識が変わっていないようで自分で宅配サービス会社あるいは輸送業者に自分の都合を連絡せずわが家に連絡して来るみたいである。

そのひとは家に出入りするひとを疑いそれを公言するのでそれを知るひとには警戒されているからわが家でもそのひとの品物などは預かったり触ったりしたくないし、こちらも体調優れず医者通いもしている。そして前回も品物を受け取った後どう扱うかについて連絡も取れずいつまでにどうするのかも分からずその対応に困った経緯もあるから、そのひと本人に自分の責任で業者なりに対応を直接依頼してもらいたいわけである。

そこでそのひとの家の鍵を持っている介護ステーションの方に頼んだらどうかと言ったら、自分がいないときに他人に家に入られたくないと言う。自分の家に入らせたくないからわが家に荷物を受け取らせようという自分勝手な言い分である。それならそのひとが近所で行き来している家もあるのだからその家に連絡したり頼めばよいと思うのだが、わが家の都合だけはお構いなしのようである。わが家に頼むとはわが家それも多分妻を扱いやすいと舐めて自分の思い通り動く手下みたいに思っているのかも知れない。

そんな気がしてお宅に鍵をかけていない倉庫があるならそこに入れて置いてくれと今回自分で輸送業者に連絡したらどうかと言ったのだが、そこに至っても自分でやる気がないようで私に輸送業者に依頼してくれということである。そして引き下がらないから、私が今回輸送業者に依頼してあげるということで電話を切った。そして宅配サービス業者からの荷物についてはそうしてくれと輸送業者に連絡したわけである。多分次回からはわが家に連絡して来ないと思われる。
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