かつてはエアコンが効きが悪いのでガラス戸全開で外気温より室内温が大幅に高くならないようにして夏を過ごして来たのだが、年を取って夏の暑さが堪える感じが強くなって数年前何とかしようと南側のガラス戸に遮熱シートを張った。その効果でガラス戸を閉めた室内でエアコンをかけて外の日よけシートなしでなんとか暑さを凌げるようになった。そしてもう3回くらい夏の暑さを乗り切って来たことになる。
|
|
剥がれたシートと固定用マジックテープ |
固定用マジックテープ・ガラス貼り付け側 |
その遮熱シートを使い始めてからのはなしだが、遮熱シートをガラスに固定するマジックテープの耐候性が気になっている。貼り始めた翌年からちょこちょことガラスに張り付ける側の接着剤が固化してガラスに残りテープ側の接着剤はなくなって遮熱シートが外れて垂れ下がってしまうことが発生するようになった。固定用マジックテープのガラス貼り付け側は状況により2年持たない。
マジックテープの単品が販売されているのでそれは想定済みなのかもしれないが、ガラス貼り付け側の接着剤が固化しガラスにこびりついてしまうのはユーザーにとってはあまり感じがよくない。またマジックテープが2年持たないならば本体の遮熱シートの耐候期限もそういうことなのかと気になってしまう。もしそうなら私にとってはかなり高いものにつく品物というイメージになるが、使っているところではシート自体は劣化している感じはないのでマジックテープの耐候性の方が気になってしまうのである。
引き戸以外の箇所でサッシフレームに張り付けた場合はいまのところ剥がれはないのでガラスに張り付けると耐候性がないようである。引き戸ではフレームに張り付けると戸の開閉に邪魔になるのでガラスに張り付けられる遮熱シートというのが売りの製品であるならば、マジックテープのガラス貼り付けの耐候性をもう少し改善して欲しいものである。本体シートの性能試験はしていても取り付けなど使用条件の確認試験はしていないのではと勘繰ってしまう。
メーカーが耐候性試験をしていてこれが精いっぱいのものだとして販売しているなら、マジックテープをもう少し入手しやすくしてほしい気がする。私は探すのにかなり手間取ったし、本体シートに比べかなり割高である。またガラスにこびりついてしまった接着剤の処理方法とかマジックテープの入手方法とか本体の耐候期限とかのサービス情報を品物に同梱して販売して欲しいものである。
(関連記事)
屋久島暮らし残照録・日誌編:
No.027 ガラス戸に遮熱シート_外の日よけシートもやはり必要か (2020.09.07)
.