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  日誌編:  No.161  
デジカメの動画ボタン_遠近操作時知らぬ間にオン 2022.08.29
 
私が主に使っているデジタルカメラは、シャッターボタンの周りに遠近調節用のリングが付いていて、その右に動画ボタンがある。そしてときどき遠近を調節して撮影しようとすると知らぬ間に動画の撮影が始まっていることがあってなぜなのかと考えたのだが、どうも私の指が硬直しているためか遠近調節する動作の際にその指が動画ボタンを押してしまうからのようである。

左の写真のオレンジ色の丸部分を右の写真のようにした

せっかく狙って写真を撮ろうかというときに既に動画の撮影が始まっているのに気づいてはイライラするのが嫌になって何とかしたいと思うようになった。そして思いついたのが単純に動画ボタンを殺してしまえばよいということである。浸透型の接着剤で殺してしまって元に戻らなくしてしまえばよいのだが、そこまでしなくてもと思いシリコンのコーキング材を隙間に埋め込むことにした。そしてその上にテープを貼って念をすことにした。

その後の使用では動画ボタンが作動することはなくなった。私は動画を撮るならスマホもあるからその方が機動的だと思うのだが、そもそもあまり動画を撮る意欲はない。そして写真もむかしは家族とか旅行の記念写真とかいろいろ撮ったりしていたがいまはホームページ用が主である。その写真もスマホで撮影可能なのだが、同期とか転送とか面倒くさい感じがしてカメラのSDカード抜き差しでPCに取り込むことにしてやって来ているのでいまだにデジタルカメラを使っている。

もう小型デジタルカメラはスマホに駆逐される運命にありそうなので言っても詮無いたわごとになるかも知れないが、以下は私のうっぷん晴らしである。それにしても、私のカメラはシャッターと動画ボタンが近くに配置しすぎではないかと思われる。小さいデジタルカメラでレイアウトしずらいかも知れないが、誤操作しやすい配置はよくないと思われる。もし近くに配置するなら他の動作時に誤操作しないように指の動作範囲を被らないようにずらすとか、ひとつのシャッター押しボタンと写真か動画かのスライド選択スイッチの組み合わせ方式にするとか工夫したらよいのではないかという気がする。それでなくとも小さいカメラはどこを持てばよいか戸惑うし、同じ指先の下にいくつかのボタンがあったりして画面を見ながら指で探ることが多いのだから、持ちやすくてかつ誤操作しにくい設計が必要だと思われる。

補足: 何度か目で知らぬ間に動画ボタン作動_対策やり直し
2022.09.24
本文に挙げた対策の後、何度か使用して来たが本日また知らぬ間に動画ボタンが作動してしまった。軟らかものによる対策の効果は確実ではないようである。そこで硬質プラスチックで動画ボタンをカバーすることにした。


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