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  日誌編:  No.116  
リンゴ_疎開先の小学校の級友から 2021.12.29
 
戦時中に祖母(父の母)と母と兄弟ふたり、父の故郷に親戚を頼りに疎開して、私が小学4年になった夏ごろ家族全員で上京するまでの最後の2年間くらい同じクラスだった級友がいる。その中のひとりとは上京以来毎年年賀状を交わしあっていた。私が年末挨拶状に切り替えた後も年賀状をくれることは続いている。

今年も私は彼に年末挨拶状を出したのだが、それが切っ掛けになってリンゴを送ってくれる気になったようで、その彼からリンゴが送られてきた。たがいに傘寿になったことを喜びたいということかと思われる。


小学4年に別れてからは、彼が進学し上京していた時期に東京で2回と彼の実家に招待されて1回会っただけで、その後長くは年賀状のやりとりだけが続いていた。私が屋久島に移住した直後、娘さんの結婚式の帰りに来島し多分30年以上ぶりくらいに再会した。そしてそれ以後会うことはなく年賀状のやりとり、最近は年末挨拶状と年賀状のやりとりだけが続いていたのだが、今回、私が年末挨拶状で傘寿になったことにふれていたのを見てリンゴを送ってくれたようである。

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