My logbook : 屋久島暮らし残照録 
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  日誌編:  No.103  
不織布マスク_マスクワイヤで息苦しさ軽減 2021.10.11
 
コロナ禍の中、もう一年半以上外出するときはマスクをする日々が続いている。たまに医者通いや買い物などで外出するのだが、動いていないときはそんなでもないのだが、歩いたりなにか動作をしているときには、息をするときマスクが鼻や口にへばり付くような感じになり空気が通りにくくなるのか、息苦しくなったり暑苦しくなって、暑い日には熱中症にでもなるかというくらい不快になる。

マスクワイヤ単体とそれを取り付けたマスク
(内側写真)
マスクワイヤ単体

妻もマスクには同様の不快感を持っていてなんとならないかと思っていたようである。そういうとき、妻がマスクの内側に装着するプラスチック製のマスクワイヤという品物が売られているのを見つけた。マスクワイヤは不織布マスク内側に装着し口元付近を外側に膨らませ空間を作り鼻や口を布で塞がないようにするもののようである。マスクがそうなっているとよいのにと思っていたわれわれは即注文した。

マスクワイヤを装着したマスクをつけると、気分的かもしれないが口や鼻まわりの圧迫感がなくなった感じで暑苦しさも軽減し息をしていても息をしていることを意識させられる感じも軽減した。マスクは空気や息を布部を介して通気しウィルスの出入りを抑制するものだとすれば、マスクの周辺部が息もれしないように顔とぴったりくっついていればよいはずと思われるから、内側に空間を作るマスクワイヤの発想は面白い。

わが家で使用しているマスクは一般的な市販品の不織布マスクである。上端部にワイヤが入っていて鼻の形に合わせて上縁のかたちを整えられるようになっている。ワイヤが入っていないマスクでは上縁部と鼻や頬表面との間に隙間が出来やすいからその隙間をなくそうという工夫だと思われる。そういう工夫がされている一方で、布が顔にぴったりつくと鼻の孔とか唇の開口部相当の面積でしか吸気できなくなるという問題には思いが及んでいないようである。そこのところをマスクワイヤにしてやられたようである。マスク内部の口元に隙間を作るということにまでは工夫が及んでいない隙をつかれたようである。
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