大分以前から県道を平内方面から尾之間に近づくと、JRホテルの海側の灯台そばに何やら鉄塔のある施設が作られているのが見えるので気になっていた。そこで梅雨明けして何日かした日に現地を見に行った。
灯台の南側の前には7年前にこれも鉄塔みたいな施設が出来ていたので気になって見に行った波浪観測施設がある。それは灯台の海側に位置していたのだが、今回の施設は灯台の北側・海と反対側に立っていて灯台より高さがあり大きい。見に行ったとき何人かが点検か確認かの作業をしているところだった。
何の施設かと質問してみたら、船舶監視レーダーだということである。不審船か何かの監視をするのかと問うたのだが、いろいろあると言っていたが具体的な監視目的は教えてくれなかった。そこで家に帰ってネットを見ていたら、「海上保安庁が離島23ヶ所でレーダー監視する計画…灯台付近に鉄塔
」というような記事を見つけた。今回の施設は多分これではないかと思われる。
2018年2月の記事だが、「灯台そばにレーダーや監視カメラを備えた鉄塔を設置し、周辺海域の監視を強化する。早ければ2019年度から運用を開始したい」という内容である。「レーダーは最大で50キロ沖を航行する船舶の位置情報を把握することが可能で、監視カメラは数キロ先の映像を撮影することができる。データや映像は東京の本庁に転送され、不審な船舶が見つかるなどした場合は、即座に巡視船を向かわせるなどの判断が可能になる。」ともあった。
(関連記事)
屋久島方丈記・日誌編:
No.124 尾之間に波浪観測施設が出来ていた (2012.09.24)
.