My logbook : 屋久島方丈記 
Home > backnumber目次 > 記事
  日誌編  ・ 偏見ご免のたわごと編  
  日誌編: No.488  
  2018.11.05  浴室の臭気対策_急に気になるほど臭って  
 
 
10月になったある日、浴槽に浸かっていたら嫌な臭いがした。どぶ臭い感じである。水が臭いのかとお湯を手に掬って嗅いでみたが臭わない。浴槽を出ると臭わず、気のせいかとそのまま入浴を済ませた。数日して妻が気のせいかと思っていたがここのところ浴槽に浸かっていると変な臭いがすることが続いていると言った。

そこで浴室床の排水口に鼻をつけて嗅いでみるとかすかに悪臭がする。浴槽の排水口も嗅いでみたが臭いはしなかった。ネットで調べてみたら浴室で悪臭がするという記事はかなり出ていた。排水口のトラップの汚れが原因で掃除すればよいというようなことが出ていた。

浴室排水用の枡
(浴室からの排水管に
   エルボーを取り付け通気遮断)
 左: 浴室の排水口、パッキンを付けたホース、
    蓋に取り付けたワン
 右: パッキン付きホース取り付け状況と
    封水レベル

そこで床排水口の蓋を外してみたのだがトラップは見当たらない。ただパイプがつながっているだけのようである。かすかに気流が感じられる。わが家の浴室排水管は屋外のコンクリート枡につながっている。そしてその枡からパイプが台所と洗濯場の排水用枡につながっている。その枡から浄化槽への排水管に浴室と台所と洗濯場の排水が流れ込む構造になっている。その排水管はトイレの排水管にトイレ外の先でトラップを通って合流している。

多分臭いはそのトラップから台所と洗濯場の枡までの管とその枡までの台所と洗濯場の排水管そしてその枡にこもった臭いが、それらにつながった浴室排水用桝から浴室排水口に上がって来るのだと思われる。

そこで浴室排水桝の浴室側排水管にエルボーを取り付け浴室排水の出口が枡の水位より下になるようにして枡と浴室排水口間の通気を遮断した。その効果があってか浴室でいままで気になっていた臭いはしなくなった。

それでも念を入れ、浴室床排水口にトラップを付けることにした。排水口の蓋部分は径100mmで排水管はそれから細くなり径50mmになっている。そこでむかし使っていた洗濯機の排水ホース(径約35mm)をとってあったのを利用することにし、排水管とホースにあったパッキンを購入した。パッキンから突き出たホース部分で封水のレベルを決める。ワンは径100mmの管に入る径約70mmのものを購入し、排水口蓋に長めのネジを利用してトラップになるように取り付けた。

なぜ浴室の排水口から臭気があがるのが気になるようになったかと考えるに、9月ころに洗濯機室の異臭対策で台所と洗濯場用の排水管の結合部をすべてシールしてしまったことになったので、台所と洗濯場から排水するとそれ用の屋外枡の水位が上がったとき以前は洗濯場に逃げていた空気が逃げ場を失い浴室用枡を通じて浴室にあがって来たからだと思われる。そうならば多分エルボーによる浴室用枡からの通気遮断だけで良かったのかも知れない。今後は枡の蓋の隙間で空気がかすかに出入りするだけになると思われるが、屋外なので臭いは拡散して気にならないと思われる。


(関連記事)
屋久島方丈記・偏見ご免のたわごと編:
  No.478  排水管の床部結合部から異臭  (2018.09.10)

.   
 
 
back
「My logbook : 屋久島方丈記」は、「 My logbook : 屋久島生活の断片」の
日誌編 と 偏見ご免のたわごと編 の 継続版です。
My logbook : 屋久島生活の断片」の ご案内
日誌編 と 偏見ご免のたわごと編 (2010.05.31までの記事)
屋久島釣り場案内
妻関連の「SpinCom」と「SpinCom Gallery」