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  日誌編: No.465  
  2018.06.11  通知グッズ_スマホの着信感知対策  
 
 
スマホを本格的に使い始めて気になることが出て来た。ガラケーは長いストラップを付け腰のバンドに取り付けてポケットに入れていたのだが、スマホは大きいので入れにくいしそもそもストラップ取付穴のついていない機種なので、ショルダーバッグの中に入れて持ち歩くことになる。そうすると着信音などが聞き取れないことがある。

妻の方がもっと深刻で、大きなバッグに入れて持ち歩いたりしているときは同様に着信音など聞き取れないし、また台所で料理などの用をしているときはテーブルに置いておいても着信が聞き取れないことが多いとこぼしている。それはそれなりの年になった私にとっても緊急連絡しても気づいてもらえないとなれば深刻である。妻より私の方に影響が出て来る気がする。

左の通知機能はイマイチ、右の通知機能はかなりのもの

そこで4月鹿児島に行ったとき、ある電気店に行ってスマホの着信を振動で知らせるグッズはないかと聞いたらいわゆるウェアラブルデバイスといわれるリストバンドと時計のコーナーに連れて行かれた。時計は何万円もするので置いてある中で一番安いリストバンドというのを購入した。

これは振動でスマホからの通知を知らせる機能があるのだが、その場でその振動具合を確かめることが出来るタイプではないようなので、ホテルに帰ってからスマホとペアリングして試してみた。電話着信でチリチリと産毛が触られたかなというようなかすかな振動がすることは確認したが、ネットの関連記事を見たところでは装着が緩かったり動き回っているときには気づきにくいというレビューが多いようだった。

それでも役に立つという評価があったが、ネット記事で調べていくら設定をいじってもささやかな電話着信以外ほとんど作動しないようで役に立たない感じである。また試し以外ではいままで腕に通知があって着信などに気づけたということは二人とも全くなかった。振動レベルを調節式にするしないは別にして設定した通知は全て確実に感じられる振動レベルにする必要があると思うのだが、そういう確認機能はないようである。

またこのリストバンドは手がそんなに大きくない私でもバンドの端を一方のバンドの穴に入れたままでは装着できない。だから装着時本体を落とさないように保持しながらもう一方の手でバンド端ををもう一方のバンドの穴に入れるのだがポッチが引っかかってなかなか入れにくい。

そう思いながらよく調べずリストバンドを購入したのを後悔しつつ日を過ごしていたのだが、いわゆる活動計や時計のようなもののおまけで通知機能がついているのではなく、通知専用のグッズがあるはずと探して見る気になった。そうしたらいくつかあってそのなかでDittoクリップという製品が自分の好みに合いそうな気がして注文してみた。こういう製品があることは着信に気づきにくい使用形態でスマホを使っている人が多いということを証明していると思われる。

この製品は通知専用グッズで、振動レベルはそれなりにあり振動を確かめる機能もあるので私たちの要求にかなう製品である。使い始めるときにスマホで接続操作をし振動を確かめて使用開始できる。しかしいくら通知グッズを持っていても通知を知る意思が希薄だと大事なときに役に立たないことは十分に考えられる。要はスマホ持ち主の意識の問題ではある。通知グッズを身に付けるかどうかは使用者本人次第なので、装着していなければと思う状況を的確に予測判断出来なければ宝の持ち腐れである。

またスマホ自体について言えば、常時手に持ったリすぐそばに裸で置いておくことばかりが使用形態ではない。私などはバッグに入れて持ち歩いている。年のせいかもしれないが、静かな場所ならいざ知らず街中では通知音が聞こえない。大きく分厚いバッグの妻の場合はなおさらである。そして大抵のひとが通知音聞き逃しの不安を持っているのではないかと思っている。そうであればスマホメーカーは本体の着信音などに気づかなくても通知が確実に分かる何らかの対応を考える必要があるような気がする。

補足1: まだまだ信頼性に欠けるのでは
2018.09.06
使わない状況のときスマホのBluetoothをオフにし、使う必要が出たときオンにするのだが、接続せず作動しないことが頻発。PCのマウスはBluetoothだが、PCやマウスは頻繁にオン・オフしても何の問題もなくいつも作動する。しかしスマホのBluetooth接続は今の機器だけかもしれないが実用にならず使うことを諦めている。これと関係ないかも知れないが、似たように思えるIoT機器などの信頼性は大丈夫なのかと気になってしまった。バカチョンで使えるIoT時代は本当に来るのかと、ちょっと気になっている。

補足2: 歩きスマホ対策アプリあるいはグッズを作ったらどうか
2021.07.16
昨日だったか、一人の女性が歩きスマホをしながら警報が出ている踏切に入って、警報にも気づかなかったのか電車に轢かれたというニュースがあった。踏切事故は稀にしても、歩きスマホや自転車スマホで他の歩行者と衝突しけがを負わせる事故は多発しているようである。
使用者の歩行を検知しているときにカメラ画像の小窓を表示し画像が他のひとと衝突可能性のある状況になったらその小窓をチカチカさせたりあるいは画面全体に警告を表示するようなアプリをスマホメーカーは組み込んだらどうか。
あるいは歩きスマホに衝突されたくないひとが身に着ける対策グッズ、例えば歩きスマホ監視カメラの付いたペンダントのようなもので歩きスマホと衝突しそうな状況になったら大きな警報音が出る装置をどこかで開発し売りだしたらどうか。


(関連記事)
屋久島方丈記・偏見ご免のたわごと編:
  No.456  格安スマホに替える  (2018.04.09)

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