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9月17日、屋久島町町議会議員選挙が行われた。私は天気予報でその日は台風18号襲来の恐れがあると知って、何日か前に期日前投票をしに行ったので、当日は家で台風を凌いでいた。家に被害はなかった。選挙結果は翌日知ったのだが、私の関心を引いたのは女性2名当選、共産党立候補者の男性全2名落選ということである。公明党立候補者1名は当選したが、これらの5名のひとは地縁・血縁のしがらみが比較的薄そうな印象がある。その他の人たちには地縁・血縁の地元大事のひとが多いのではないかという気がするが、私には実際のところは分からない。
さて女性2名当選のことである。かつては共産党を名乗る女性が何回か1名立候補していたが落選している。私としては選挙前に町政の問題点指摘・回答要求などの矢継ぎ早に繰り出す動きが独善的解決を目指すかたくなな姿勢に見えて、それが私の共産党イメージと重なって選ぼうという気は起きなかった。今回は私は彼女らに投票しなかったが、この2名の女性には当選してほしいものだと思っていた。地縁・血縁のしがらみが比較的薄そうなので、実生活に根差した感覚で町の問題を指摘したり改善する活動を期待したいものである。
地縁のなさそうな女性の1名はホームページを立ち上げている。私の感じではいまどきの若者はインターネットは当たり前だろうから、彼女に期待する若者の票がかなり入ったのではないかと思われる。それが上位当選の結果となったのかも知れない。そのホームページだが動画が組み込まれ表示に時間がかかる。選挙公報に光通信導入を挙げてあったのだが、それが前提のようなページで現状の屋久島の遅い通信環境のわが家に合わない。私としては、そういう細かな気遣いが欠けているところが気になっている。それに似たことがこれからの活動に出ないことを祈っている。
次に共産党立候補者のことである。いままで男性1名が議員だったが今回2名立候補で共倒れと言うひともいるようである。しかし私の見方は違う。わが家に選挙前に政見ビラが配られたのは今回共産党の2名だけである。同時に入っていた。そのビラを見ていたら町の課題に対することはちょこっとであとは国政がらみの内容がほとんどだった。それも安倍政権打倒などとあって、安倍政権打倒のために町議選に出るのだみたいな印象が強かった。国政関連ビラ配布が共産党から出馬の条件だったとしたら、それが悪影響を及ぼしたかも知れない。地元のひとの気持ちを考えるより自分たち独善というような感覚が敗因ではないかという気がしている。
補足: 女性町会議員のうち1名は見込み外れのよう
2018.04.05
昨年女性が町会議員に2名当選したのだが、私は彼女らのそれぞれの属性をよく知らず女性が町政に参加するという一事をもって期待を表明していたのだが、中の1名については見込みが外れたようである。常々情報を発信していないのでその1名を不審に思っていたのだが、どうも私的問題を正当化することを優先するタイプのようで批判も起きているようである。
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屋久島方丈記・偏見ご免のたわごと編:
No.187 屋久島町になって二回目の町議選 (2013.09.30)
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