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  日誌編: No.418  
  2017.08.28  パルスオキシメーターと指の節くれや曲がり  
 
 
先日の朝起床直後の血圧測定時徐脈になっていて、食事後には元に戻ったのだが自分が意識できる状態での徐脈だったので、血圧だけでなく脈拍数も気になるようになった。毎回血圧を測るとき脈拍数も表示されるのだが、脈拍が気になったときに毎回血圧計を使用するのも大げさである。診療所に行くと血圧を測るときに血圧計と同時に大体パルスオキシメーターも指に付けられる。指を挟むだけでリアルタイムで脈拍数も分かるので簡単そうなのでそれを購入した。

左薬指にパルスオキシメーター 左手の節くれだち曲がった指

診療所でのパルスオキシメーター使用は酸素飽和度(SpO2)を見るのが主目的かも知れないが、私は胸苦しく脈拍が気になるときに付けてみるのが主目的である。しかし心臓から全身に運ばれる血液(動脈血)の中を流れている赤血球に含まれるヘモグロビンの何%に酸素が結合しているかを示す酸素飽和度(SpO2)も見られて呼吸不全の兆候が分かるらしいのも便利である。診療所ではパルスオキシメーターは大体血圧を測定する腕側の手のひら上向きの人差し指に付けられる。私の場合左手のときにはうまく動作しないときが多々ある。そこである頃から血圧測定の腕は右側を出すようにしている。

今回パルスオキシメーターを購入してから家でやってみたのだが左手の人差し指ではやはりうまく動作しないことが多い。右手人差し指の場合は左手よりは大丈夫である。しかし手のひら上向きでは全く問題なしというわけにいかない。家では血圧計のカフが左腕を想定して作られているようで右腕には付けづらいのでいつも左腕で測定しているのだが、手のひら上向きではパルスオキシメーターは上手く動作しないときがあるわけである。そこで血圧測定と同時はやめて試したところ、パルスオキシメーターを手のひら下向きで薬指に付けると問題なくなった。そこで私は胸苦しく脈拍が気になるときも含め手のひら下向きで薬指に付けることにした。

私は人差し指と薬指を試してみてそういうことにしたのだが、指を見てみると節くれだっていたり曲がっているとうまく動作しないようである。センサー部との密着度あるいは位置ずれが原因ではないかと思われる。薬指は比較的節がなくまっすぐなので問題発生しないようである。パルスオキシメーターがうまく動作しない要因としては、指が不安定で発光部と受光部がずれる場合や指先の冷えなどで測定部の血流が十分にない場合やなにかで光の透過が邪魔される場合などがあるらしいが、私の場合は多分指の当たりが不安定になるのが原因かと思われる。

私の指が節くれだったり曲がったのは、二十何年か前に当地に移住して来た直後のことである。建てる周囲だけ土盛りして家を建てたのだが、雨が降るたび土盛り斜面に流れる水で筋が入るほど土が流れるので土盛り範囲を広げ庭側を除き三方に石垣を積んでもらった。そのあとの庭づくりで開墾したり庭側土盛り斜面下に土止めに大きな石を設置する作業を自分ひとりでしたのだが、何週間にもわたり作業しているうち朝起きると手の指が開かずこじ開けなければならないようになってしまった。それを我慢して庭を作り上げたのだが、その作業が原因でそのあと指が節くれだったり曲がったりしてしまったのだと思われる。


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