有人国境離島特措法が10年間の時限立法として昨年成立し今年4月1日から施行されるということだが、屋久島もその対象になっていて、役場からの通知ビラによれば「特定有人国境離島地域社会維持推進交付金(仮称)」による住民向け航空路・航路運賃の低廉化策で住民は運賃の割引を受けられるようになるいうことである。
役場のHPによれば、私に関係しそうな運賃としては飛行機で屋久島・鹿児島間が片道10500円が7400円・往復21000円が14800円になる。高速船で屋久島・鹿児島間が片道8400円が5200円・往復13400円が9800円になるということである。割引を受けるには搭乗券・乗船券購入時「鹿児島県離島航空割引カード」の提示が必要となる。いままでの制度と違い割引額が相当なもので効用大なので、早速私も役場に行ってカードを作ってもらった。
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鹿児島県離島航空割引カード(航空とあるが今回航路用も兼る) |
飛行機については、私は乗り継ぎで上京したりするときかなり前にインターネットで早割などで予約するので、屋久島・鹿児島間のJACの航空運賃離島割引にはどう手続するのか気になっていたのだが、JALホームページで普通運賃で予約してから、JAL国内線の予約・購入・案内窓口に電話して離島割引を利用の旨申し出て、そのあとJALホームページで購入手続きすればよいということである。そして空港窓口で搭乗前にカードを提示することになるのだが、マイレージカードを持っている場合は搭乗初回に情報登録してしまえば、次回からは電話もしないでよいしカードも提示をしないで即タッチアンドゴー出来るということである。
高速船の場合は、予約センターに電話して離島割引の旨告げて予約するか、インターネットで予約し、港の営業所で割引カードを見せて搭乗券を購入すればよさそうである。問いあわせたところでは、高速船予約ページはまだ離島割引に未対応だということだった。
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屋久島方丈記・偏見ご免のたわごと編:
No.375
航空運賃離島割引_それで住民利用者が増えるか (2016.11.21)
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