今年しょっぱな敷地内の水道管が破損して修理したのだが、破損個所は私たち夫婦二人が家の周りを歩くくらいしかしない場所なのでなぜなのかと気になっていた。そして今までに思い当たることと言えば、一番には洗濯機の給水弁作動時のウォーターハンマー音である。家の中に響き渡るガガーンと言うかドドーンというかそういう音である。
水道管の破損個所は元栓の近くで家の中に引き込むための曲がり箇所である。そのすぐ先にそばのトイレ・洗面所があって離れた風呂・洗濯場・台所へはティーで分岐している。洗濯機給水弁の作動時は洗面所やトイレでも配管からゴンゴンという音がかなり大きく聞こえるのが気になっていた。そこでその水撃が水道管破損の引き金になったのかも知れない気がしたのである。
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左: 洗濯機水栓の水撃防止器
中: トイレ水栓部の水撃防止器
右: 洗面台冷水用水栓の水撃防止器 |
そうかどうかは定かではないのだが、何か対策しなくてはという気になってアキュムレーターを付けたらどうかとネットで自分でつけられそうな簡単なものがないか探したら水道栓に取り付ける水栓とアキュムレーターの役目をするハンドル部型のものがあった。早速それを購入し洗濯機用の水栓ハンドル部を交換した。これで洗濯機の作動音はするもののものを壊しそうな大きな音はしなくなった。
そのあと、昨年ウォッシュレットを交換したのだがその給水弁らしき作動音のゴンあるいはドンという音も普通ではないと気になってきた。以前のウォッシュレットではしなかったかしていても気にならなかったのだが、あまりに大きいのでTOTOのサポートに問い合わせたのだが自分でしてみたらと言われたことでは改善しないのでそのままにしていたものである。そこでトイレには配管途中に取り付けるタイプの水撃防止器を購入し分岐水栓の直通分岐側に片方をめくらにして取り付けた。しかし若干音が減ったかという程度で効果はない。そこで水栓の流量を絞ったらタンクに水が溜まる時間は伸びたがさらに若干の効果があったのでこれで様子見とした。
以上の対策をしたのだが、夜寝ているとコンという音がかすかにする。風で雨戸が揺れてたまに当たり音がするのかといままでずっと思っていたのだが、トイレの水撃防止器を取り付けた後その効果が気になって水道管の音に気を付けていたときだったので、洗面所の壁の中でなっているようだと気づいた。夜中に起きて洗面所にしばらくの間いて確認してみたら、コンあるいはそれより少し大きめのゴンという音が不定期間隔でするようである。日中なら気づかないが静かな夜中だから気づくくらいの音である。
それが分かったら夜寝ていてその音がすると気になってしまう。家では水を使っていないのに音がするのだから敷地外からの微小水撃音ではなかろうかと思って元栓から一番近い洗面所の冷水用水栓のバルブ部に水撃防止器を取り付けた。そうしたら夜中のお化けみたいな音がなくなった。またウォッシュレットの方も気持ち音が柔らかになった感じである。これでわが家に3個の水撃防止器を取り付けたことになる。
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屋久島方丈記・日誌編:
No.363 20年以上持ったウォッシュレットを交換 (2016.09.19)
No.386 敷地内水道管破損_正月7日の土曜日に修理 (2017.01.30)
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