わが家の庭の縁にスズメバチトラップを仕掛けるようになって8年目である。庭で枝切りなどをしているときにスズメバチに刺されることがあって、その後スズメバチトラップの存在を知り仕掛けることにしたものである。家に出回る生息範囲の女王バチを捕獲すればそのハチが産む新たなハチはなくなる。その翌年は捕獲もれの巣から生まれ家に出回る生息範囲に残った新女王バチと新たに外部生息範囲から移ってきた女王バチを捕獲する。それを繰り返せばわが家に出回るスズメバチは減るだろうと思ってのことである。
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(仕掛け):仕掛けた日、(始):ハチが初めて掛った日、(終):撤収した日
2009年と2010年は (仕掛け) と (始) は同じ日、 また
2009年は仕掛け始めた年で種類別カウントをしていない月がある |
いままでの捕獲実績を見ると、年により前年より捕獲した数が多いことがあるが、わが家に出回る数は減少傾向にあると思われる。今年は庭に出て頭上にスズメバチの羽音を聞くことはほとんどなかった気がする。見に行ってもトラップにかかっていないことが多いので日に一回見に行くだけになって、掛かる瞬間を見ることはなくいつ掛かっているのか知らないうちにトラップにかかっていることがあるという感じだった。そして今年は掛かったスズメバチはかなり少なくなった。
わが家に出回るスズメバチを減らそうという私の作戦が功を奏して来たのならうれしいのだが、今年はいままでの年より雨が多かったし、また気温も高めだった印象がある。そして庭への鳥の飛来も極めて少なかった。それから考えると気象の影響が強いのではないかという気がしてくる。気象がどのように影響したのか分からないが、多雨と高温の日が多くて今年はトラップに掛かるスズメバチがかなり少なくなったのかも知れない。
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屋久島方丈記・日誌編::
No.343 スズメバチが出始める (2016.05.02)
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