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昨年からあるいは何ヶ月前からだか定かではないが、私のパソコン(Windows7 64Bit)でファンの音が大きくなって止まない現象が一日中のように続く現象が発生することがあった。PCの状態モニターではファン回転数が75%くらいだったから、通常のときの倍くらいなのが続くので耳について気になってしょうがなかった。以前(昨年夏ころ)PCの置き方で通風が悪くなっていて温度が上昇しファンの回転が大きくなっているのかと思ったりして置き方を変えてみたりしたのだが、どうも置き方や通風のせいではないようである。
大体長時間継続して発生するのはWindowsUpdateの時期と合致しているようなのである。今月(2016.06)もスイッチを入れ立ち上がったら他に何もしていないのにファン音が大きい。なんでかと思いつつもそのままネット記事を読んでいたら、マイクロソフトが更新プログラムをアップデートしたという情報があった。私のPCの使い方は必要なときだけオンにし数時間でスイッチを切ったりすることが多い。だから私はアップデートについては通知だけ受信しダウンロードとインストールは自分でやる設定にしてある。そのときはまだ通知が表示されていなかったので、いつも情報を得たときはしているようにコントロールパネルから更新プログラムの確認をクリックした。
そうしたらそのあと更新プログラム確認中のまま状況が進まない感じになってしまった。何か不具合でもあってかと、そのタスクをキャンセルし再起動してコントロールパネルを表示しても更新プログラムの確認中となっている。何回か同じことをトライしてみたが状況は変わらない。
そこでその状況のまま放置し、ネットでWindowsUpdateに関する不具合関係の記事を探してみた。それらの記事の中に、手動で更新プログラムの確認を実行してなかなか結果を表示しないなどの時は、WindowsUpdateがバックグラウンドで動いているときがあり、手動の方の更新プログラム検索が停止状態だからということらしい。そういうことならばバックグラウンドの方はすぐ進捗するかと思いきや、バックグラウンドもすごく時間がかかってなかなか進まないという状況になっているようである。
そこでまた記事を見てみると、WindowsUpdateを連続実行すると良くないとあった。バックグラウンドで処理しているとWindowsUpdateの中断や再実行は良い結果をもたらさないようである。中断や再実行をもうしてしまっているのでどうしようもない。PC再起動してあとは成り行きまかせということにした。時間単位でときが流れたあと通知領域にアップデートの通知が表示された。それをクリックしWindowsUpdateのインストールをクリックしたら今度はダウンロード中で0%のまま先になかなか進まない。
これもWindowsUpdateの中断や再実行のためかとそのまま放置、何時間か経って見てみたら10数個の更新プログラムすべてインストール成功となっていたので再起動してアップデートは完了した。朝から夕刻までかかったがファンの音は継続して大きかった。アップデート完了のあとは、ファンの音は何か作業しているときに一時的に大きくなるときはあるが、ほとんど聞こえなくなった。継続的にファンの音が大きくなっていたのはWindowsUpdateがバックグラウンドで動作中だったためのようである。
今回の私のケースは以上のようだったのだが、最近更新プログラム確認中から進まない現象が多数ユーザーを困らせることが恒例化しているという記事もあった。原因はWindowsUpdateの仕様をMicrosoftが途中で大幅に変えた為に初期インストールしたWindows7と互換性が取れていないからあるいは更新プログラムの提供方法に問題があるからという見方が出ていた。またうがった見方としてはMicrosoftが意図的にWindows10へ移行させるべくいやがらせを行っているのではというのもあった。
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屋久島方丈記・日誌編:
No.368 ノートPC_夏の暑さ対策 (2016.10.17)
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