昨年の11月ころからまたわが家の液晶テレビが朝テレビをリモコンでONしたら、画面の上部10cmくらいには正常画面が表示されるがその下は暗っぽい縦縞画面などになり、つけっぱなしにしておくと境界線が次第に下方に移動して何分かすると画面全体が正常画面になるという現象が出るようになった。昨年1月に同じような現象が発生したときは朝一番にリモコンでONするとそうなるだけだったが、今回は日を追うにつれ日中のON/OFFでも程度は朝ほどひどくはないがときどき発生するようになった。そしてその現象が年末になるにつれひどくなって今年1月初めには日中のON/OFFでも朝と同じように正常画面になるまでに時間がかかるようになった。
昨年1月にそういう現象が初めて発生したときに、メーカーのサポートにその現象を連絡したら、鹿児島のサービスセンターから電話がかかってきた。基盤か液晶パネルの不具合だろうということである。無償保証期間を超えているから基盤交換だと私が購入したテレビの代金の1/6、パネル交換だと1/2かかるそうである。それに出張作業代、出張用船賃、宿泊費、レンタカー代なども別に掛かると言う。購入代金を超えそうだから修理はせず見られなくなったら買い換えると言ってはなしを終わりにした。
そしてその後もそういう現象が引き続き発生していたときの昨年3月31日、新聞に三菱の液晶テレビに作動不具合があって、何日か前ころに電波に載せて送られたダウンロードソフトに問題があったという情報が掲載されていた。送信内容を変更して解決したらしい。それでわが家の液晶テレビの画像表示不具合もそれに似たソフトの問題ではないかと気になったことを憶えている。昨年4月になってからわが家のテレビで画像不具合が出なくなったから、メーカーは違うが同じようなことがあったのではないかという気がしたのである。
しかしそうではなかったようで、昨年11月になってまた画像表示不具合が発生し始めた。機器の経年変化で昨年1月に不具合が発生し始めそのトリガーが気温などの環境のせいならまた寒くなる季節に発生するかも知れないとも思っていたのだが、この時期再発ということはそういうことなのかも知れない。今年1月になって日中のON/OFF時も朝一同様程度がひどくなって頻繁に発生するようになったので正月早々の2日に新しいテレビを注文してしまった。それも販売店の長期保証が付いたものをである。
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屋久島方丈記・日誌編:
No.273 テレビの画像表示不具合_朝一のみ発生 (2015.03.16)
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