梅雨入の前から雨が降り続いている感じが強い今年だが、先月下旬のある日からコバエが目立ってきた。居間でテレビを見ていてもチラチラして気になるし、腕や顔に触ったりするのも煩わしい。コバエは繁殖力もすごく一回の産卵で500個程度の卵を産み一日程で孵化し二週間後くらいで成虫になるそうである。大量に飛んでいることから見ると発生源は台所だと思われる。特にゴミ箱あたりに多い感じである。
7月から燃やせるゴミの分類がいままでの容器のプラスチックで洗浄できるものや包装用紙などきれいなものは別に燃やせるプラスチックと燃やせる紙として分別しなければいけなくなった。燃やせるゴミが従来の燃やせるゴミに含まれる他のゴミと合わせ三分類になった。その対策で次回からは三分類で出すことになる見込んで、先月コバエが目立ってきた日以前のある日にいままでのゴミ箱の中に無頓着に捨てていたゴミを分別した。
洗わず捨てる小さな汚れのついたゴミはヨーグルトの空いた容器に貯めて蓋をしてゴミ箱に捨てていたのだが、分別作業のときその蓋が外れたのに気付かずそのままにしてしまったらしい。それで容器の中に産み付けられた卵から孵っていた蛆が容器外に出て来たものと思われる。生ゴミは毎日三角コーナーに貯めたものをコンポストに捨てに行っているからそこから成虫は育たないのではないかと思われる。汚れゴミのヨーグルト容器は毎日蓋をしてゴミ箱に入れるが、長いものは一週間くらいそのままである。二週間は置かないから成虫になるとは思えないから、蛆がゴミ袋からゴミ箱内側に移動して残っていて成虫になったということかと思われる。
毎年梅雨時には少しはコバエが発生するが、今年はかなり大量に発生したのはそのせいかと思われる。昨年買って未使用のコバエ誘引捕獲器を開封し設置したのだが、あまり取れない。そこで古色蒼然たる蝿取り紙ならどうかとそれを買って来て吊るしたらかなりの効果があった。ゴミ箱は7月になってゴミを捨てたあと虫が来なくするクスリを内側に貼り付けた。また汚れゴミのヨーグルト容器は毎日蓋をしてそれをポリ袋に入れ密封してからゴミ箱に捨てることにした。それでもまだちらほら飛んで来るが一時ほどひどくはなくなった。梅雨があけるまではいなくならないかも知れない。
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