My logbook : 屋久島方丈記 
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  日誌編  ・ 偏見ご免のたわごと編  
  日誌編: No.248  
  2014.10.13  とったどー・タヌキ  
 
 
今年も鉢に植えてある草花の葉がちぎられたり球根ごと抜かれて転がっていることが何回かあった。庭木の1mくらいの高さに着生させたデンドロビウムのバルブがちぎられていることもあったのでシカが来てのことかと網戸の張替えで余っていた網を巻いてみたのだが、その後も何者かがやって来ている気配が止まない。

そこでソーセージをエサにしてコンポストの側に捕獲機を仕掛けておいたら9月29日の朝、先に起きていた妻がキッチンの窓からタヌキみたいなのが掛かっているのが見えると起こしに来た。見に行ってみると鼻がとんがっていて頭の前の部分が白っぽい。私はタヌキはもっと大きいものだと思っていたのだが、大きさはネコくらいだから子だぬきかも知れない。


以前、タヌキが道端に死んでいたことがあって役場が始末するというはなしを聞いた気がして引き取って処分してほしいと電話したら、引き取り処分はしていないとのことで集落の猟友会会員に引き取り処分してくれないか頼んでくれることになった。狩猟許可のない個人はそういうひとに頼むか放すしかないようである。その後役場から顔見知りの集落の役員もやっている猟友会会員のひとが引き取ってくれることになったと連絡があった。

引き取りに来てくれたときに聞いたはなしでは、タヌキは歯が鋭く畑の周りに張る防護網の固定ロープみたいなものまでも食いちぎるとのことである。以前やはり植えた球根が芽を出してしばらくしたら何十個も葉をちぎられたり引き抜かれたりしたことがあって、サルかシカの仕業かと中古の漁網を利用した防護網を買ってきて張り巡らしたのだが、網がちぎられて穴だらけになってしまったことがあった。穴は下の方に開いていたのでてっきりサルが食いちぎったものと思い込んでいたのだが、どうもタヌキの仕業だったようである。


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