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  日誌編: No.219  
  2014.04.14  道路崩壊補修工事_約9ヶ月ぶりに開通  
 
 
昨年6月の日にちは憶えていないが大雨があって、それから数日して散歩で県道上の農道を通ったら通行止めになっていた。そこの山側に堰があって、そこから下流が小さな川になっている。そしてすぐそばの農道下のトンネル水路を通り海側に流れている。農道下のトンネル水路がその川の隘路になっているのだが、その付近が崩れ道の一部が流されたため通行止めになっていたのである。

崩壊状況・昨年7月5日 崩壊状況・昨年7月28日

すぐには復旧工事が始まる気配はなく、今年度予算がないのですぐに復旧は無理だという噂がどこからか聞こえてきた。そのうち土のうだけは初めに見た時より大きなものに変わって通行止めがしっかりしたが、そのあとかなり長い間その状態のまま日にちが経った。今年度予算がないのだから来年度までこのままかと思っていたら、10月ころ工事が始まって工事告知の看板には期限が1月31日までと表示されていた。

工事開始直後・昨年11月4日 工事開始直後・昨年11月11日

そしてその後ときたま工事進捗状況を見がてらそばを散歩したりしてきたのだが、初め崩れた部分を掘り返しトンネル枠を設置できるように川幅を広くし、そのあと枠設置の準備工事をしていた。その後なかなか進展が無いようだった。型枠入荷待ちだったかもしれない。それでその後あまりその付近を通らなくなっていたのだが、今年の1月初めに久しぶりに通ったらトンネル型枠が設置されていた。これなら工事期限の1月31日には通れるようになるだろうという感じだった。

トンネル型枠の基礎・昨年11月26日 型枠設置後・今年1月2日

そして工事期限も過ぎたから工事終了後の様子を見ようと2月初めに行ってみたら、期限が3月26日までに変更になっていた。なんで延期されたのかしらないが、その後たまに傍まで行ってみても工事が進んでいなかった。これはやはり予算がなくて完成を翌年度回しにするために工事中断しているのかも知れない、4月以降にまた行ってみようと思って足が遠のいた。ところが3月下旬ある屋久島のひとのブログに道が開通したという記事が出ていた。3月26日までに完成した模様である。

完成状況・今年4月1日 今年4月1日(右端に水道管が見える)

4月初めに完成状況確認がてらその道を通るコースを久しぶりに散歩した。今度はガードレールも付いて立派な道路になっていた。トンネルが崩れたときは畑総で敷設された農業用水の水道管が太く頑丈だったようでその上(道の中央部分)だけ舗装が浮いて残っていたが、今度はその水道管はトンネルのコンクリ枠の端の上に上水道と思われる水道管とともに敷設されていた。トンネルは以前と比べて相当水路の穴が大きいので今後は大雨による道路被害はないものと思われる。工事完了までに通行止めから9ヶ月くらいかかったことになるのだが、昨年度で完成出来たのなら昨年度の予算はあったものと思われる。事情は知らないが、もしそうならなぜ短期に復旧工事をしなかったのかという気がしないでもない。


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