ハイビスカスは当地ではほぼ一年中咲く。わが家にはいま多分6種類のハイビスカスが咲いている。ハイビスカスはアオイ目アオイ科フヨウ属の植物の総称らしいが、日本ではそのなかでも熱帯および亜熱帯性のいくつかの種がとくにハイビスカスと呼ばれ、南国のイメージの植物として親しまれているそうである。わが家にある6種類が日本で言ういわゆるハイビスカスかどうか知らないが、いまのところ私はそうだと思っているものである。
以下、その花を写真で紹介する。ネットで見ると多数の色やかたちの花があるが、私には何がなんという名前か細かく区別することは出来そうにないので、ただこういう感じのものだとしか説明を付けられない。
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写真1: 花の大きさは小 |
写真2: 花の大きさは中で比較的小 |
写真1: 当地では道端や空き地に見られるから野生みたいな感じがする。他の木と違って寒くなると葉が褐色になる。私は挿し木したらあとは放置して成り行きにまかすのだが、そういう挿し木でも簡単につき成長も速く他の種類に比べすぐ繁る。引っ越して来てからその辺にある木の枝を切ってそこら中に挿し木で植えたのだが、そのうちその成長が目障りになってだんだん切り倒すようになってしまった。花は赤いが趣がない感じで飽きが来る。
写真2: 初め苗木を1本買ったものである。うすい赤紫色と花びらの質感が上品な感じのする花で私は好きである。成長してから挿し木を試みたが成功したのは1本でいまは木としては2本ある。
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写真3: 花の大きさは中で比較的小 |
写真4: 花の大きさは中で比較的大 |
写真3: 黄色の花の木である。これも初めは苗木を1本買ったものだが、挿し木成功1本でいまは木としては2本ある。理由は分からないが花の色が咲く時期によって薄めの黄色だったり濃い黄色だったり写真のようにそこに赤みがかかったりと変化がある。
写真4: この木は散歩道の縁の土手下に何処かの家で剪定し投棄してあった枝を拾って来て挿し木したものである。何本か挿したのだがこれ1本がついた。つや消しのピンク系のような落ち着いた感じの花である。
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写真5: 花の大きさは中で比較的大 |
写真6: 花の大きさは大 |
写真5: これは近所の家で垣根みたいに植わっているところから枝を貰って挿し木したのだが、つきやすい種類なのか挿し木の成功率が高かったので何本も植わっている。当地に来る前からハイビスカスと言えばこうと私がイメージしていたような橙色っぽい紅い花である。日に当ってきれいに見えるときの感じが好きである。
写真6: どぎつい感じの真っ赤というような色の大輪の花である。これは近所で剪定した枝を貰って何本か挿し木したが、挿し木に耐えなそうな種類のようである。かろうじてこれ1本が成功したものである。初めほとんど成長しなかったが10年以上経ってから徐々に成長し始めここ数年花が咲いている。
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屋久島方丈記・日誌編:
No.467 ハイビスカス_二段咲き赤花 (2018.06.25)
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