5月の初めころから庭の芝生に糞をされているのに気付くようになった。糞は犬の糞様のかたちが分かるものとベチャッとされて広がった感じの猫の糞様の二種がある。夜のうちにするようなのだが、翌朝気づかないで時間が経って乾燥して干からびたものに気付くことが多い。臭いはベチャッとされた方が比較的強いが、そのときは乾燥しているからかそんなに臭いは気にならず、園芸用シャベルですくい取って捨てるときに臭いが気になるだけなので我慢していた。
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変動超音波式ネコ被害軽減器・遠景と
合成したネコよけのガーデンキャット |
変動超音波式ネコ被害軽減器・近景 |
ところがある朝、草花などの鉢に水やりするために毎日通る足元付近にしてあったまだ軟らかくベチャッとした糞に出くわした。ネコの糞だと思われる。シャベルですくい取っても芝生にへばりついたものはなかなか取れない。シャベルに取ったものも他所で振ったり擦ったりしても残りがへばりついてなかなか取れない。そこで残りカスは水をかけて地面に拡散させたり吹き飛ばしたりする。そういうふうに糞を処理する時間中にくさい糞の悪臭が鼻についてしまい午前中くらい不快感が抜けない。
わが家に来るあるいは来たことのある動物としては、イヌ、ネコ、サル、タヌキ、シカが考えられるが、ここのところわが家の敷地内で糞をするのは多分イヌ、ネコ、サルと思われる。タヌキはタメグソと言って同じ場所に糞をするらしいし、シカは侵入経路に昨年網を張ったから庭に糞はしていないはずだからである。またイヌやサルは形ある糞をする。そして下痢便みたいな糞をするのはネコである。そこでわが家に来るネコを日中観察してみたのだが、庭の縁を通り抜けたり、居間のガラス戸の下を通り抜けたり、台所の脇を通り抜けたり、コンポストのあたりをうろついたりと、5~6匹くらいが何日かの日を置いて出没しているようである。
ネコよけ対策としては、わが家でもやったことのあるペットボトルとか、木酢液などの液とか、臭いのする虫よけ薬などがあるし、近所でやっている目の光るネコのかたちのボード(ガーデンキャット)も見かける。そしてまた近所でそれを持っているひとが貸そうかと言ってくれたが水道に繋がないといけないようなので遠慮したネコを検知して水を噴射する装置もある。ネットでネコよけを調べてみたら、ある対策サイトに固定機材や薬品類、電子機材やソフト的手段など40余りの対策案が出ていたが、そのなかで一番評価の高かったのが赤外線で検知し変動する周波数でネコの嫌がる超音波を出す機器である。そこでそれを購入し夜間庭に設置しているのだが、以来二ヶ月余り全くネコの糞の被害はない。
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屋久島方丈記・日誌編:
No.138 ネコ・サル・シカの迷惑と被害対策 (2012.12.17)
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