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妻が人間ドックを受診したのだが、帰って来たとき腕にいくつも内出血のあとがあって、それもまだ膨らんでいるものもあって私が触ると痛がった。採血の針が上手く刺さらずそういうことになったらしい。看護師に血管が細いから見つけにくく針が上手く刺せないと言われ、採血のたびに何回か刺し直されたそうである。
ネットで見てみると、医師や看護師で点滴の針を上手く刺せないひとがいるようだし、一回でうまく刺せるひともいるようで、針を上手く刺すコツとか刺す場所の目安などについて刺す方刺される方双方の関心ごとにもなっているようである。そして結局のところ医師や看護師が経験を積み慣れてもらうしかないような印象である。
妻の感想だが、血管が細いから採血の針が上手く刺せないなどと言われると、上手く刺せないのは自分のせいだと責められているようで、致命的な状況では点滴が出来ず死ぬこともあるのかと心配になったそうである。針を上手く刺せず困っているのは医師や看護師だけではなく刺される方もである。
現状では妻の例を見ても針を刺す技能レベルがあまり高くないようである。あるいは刺すひとによりばらつきが大きいようである。針を刺す技能検定でもしてそれなりのレベルに達したひとが担当するようにするなど刺される側の不安を解消する努力が必要な気がする。
またネットには医療現場や救急現場における針刺し事故対策で使用後に針先が自動的に保護される安全装置を備えた安全注射器などが開発されているとの記事もあったが、これは医師や看護師の安全を考えたものである。刺される方の安全を考えた自動安全針刺し機みたいなものはないようである。
補足: 刺している注射針の位置が分かる装置
2014.04.10
昨日の新聞記事によれば、コニカミノルタが注射針の位置を確認しながら刺すことができるようにと超音波画像装置を開発、7月に発売するということである。
(関連記事)
屋久島生活の断片・偏見ご免のたわごと編:
No.90 点滴のこと [2002(H14).03.25]
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