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  たわごと編: No.147  
  2013.01.31 体罰あるいは暴力行為的指導  
 
  オリンピック女子柔道チームの監督が選手から暴力行為で告発されたが、日本柔道連盟が懲戒処分で済ませてきたようである。日本最高峰に位置する指導者の暴力行為を一部是認していると取られても仕方がない。そういう意識は日本型リーダーシップとして日本全国分野を問わず蔓延していると思われる。そういう意識を正すためにもここは厳しく責任を問い解任や永久資格停止の処分をすべきと思われる。最上位から範を垂れないと日本全国に暴力行為否定の意識が徹底して行かないと知るべきである。問題が公になって監督は今日辞意を表明したようだが、日本型リーダーシップの誤りを正すために日本最高位組織は受理で済まさずその責任を果たすべきと思われる。

(以下、「No.132」の補足記事・体罰自殺事件関連部分の引用)
補足: 体罰自殺事件への橋下市長の対応の真意は
2013.01.18
大阪の桜宮高校で運動部員が顧問教員に体罰を受けて自殺した事件で、橋下市長がスポーツ関連学科の受験中止や教員の全取替えなどを実施しなければ予算執行停止もあり得ると言いつつ教育委員会に要求しているが、そのやり方が田中前文科大臣に似ていると言われていることについての感想である。

TVニュースで見たところでは橋本市長の言うことに教育委員会は反対のようだし、教員も反発しているようである。私には教育委員会は自殺事件についてどんな具体的改革案を提示しているのか、教員たちはどんな具体的対策を検討し提案しているのか見えない。彼らは当事者としてあるいは同じ教員団体として、事件発生から今までに何も問題解決の改革案を提示せず、市長の言うことに今までのようで良いのだと反論しているだけのように見えるのである。

橋下市長の対応策はショック療法的だが、これは教育委員会や教員連中に死に物狂いで改革案を出せと迫っているのだと私には見える。教育委員会や教員連中はその改革案を持って市長と折衝しなければならない。橋下市長は良い案で早く自分を説得してみろと言っているのだと思われる。

(追加・13.01.22) 桜宮高校運動部のキャプテン何人かが教育委員会のスポーツ関連学科入試中止の決定を受け、非難の記者会見を開いたとのニュースが流れた。被害者面して訴えていたが、彼らにも体罰を横目で見ながら声をあげず黙っていた責任はある。スポーツ関連学科では体罰に等しいシゴキを容認する風潮があったのではないか。だから学科を廃止し出直しが必要との判断になったのではないかとの反省の弁は見た限りでは聞かれなかった。(はなしは飛ぶが、教員側の体罰行為と生徒側の暴力行為とは区別して対応を考える必要がある。)

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