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韓国が中国や日本あるいは世界のいろいろな国の文化を自国発祥と言うことが多い。自国に誇るべきものがないから、他国の誇るべきもの他国発祥と言われるものを自国のものだとして誇りたいというのがその原因らしい。学者や文化人が個人的に主張する説から公的団体が正式に主張する説まで多岐にわたり、一時的にマスメディアに出るものありたまた継続的に国際的広報活動で流布されるものと多岐にわたっている。特に日本文化に対する起源説の主張では小中華思想と公教育に基づいた強い対日蔑視の視点からなされる傾向が強い。日本が韓国の下流にあるとしたいがために日本文化を韓国文化起源だとして外国に宣伝しているようである。
こういうのを韓国起源説というらしいが、いつごろから韓国にそういう主張をする風潮が始まったかは定かではないということである。なにかが世界で有名になるとその文化に対する韓国起源説が主張され始める場合が多いということである。例えば韓国ではさむらいや日本刀や桜は野蛮な日帝の象徴として長らく忌み嫌われていたらしいが、さむらいや全米桜祭りのソメイヨシノがアメリカで人気を博しているのが世界に知られるようになると大々的に韓国起源だと言い始めるという明々白々剽窃と分かるようなことをして憚らないようである。
中国でも韓国のこのような起源主張につい、文化の強奪を通じて文化の少なさを補おうとしているとか、韓国が他国の文化を強奪するのは文化に対する劣等感があるからだと分析しているようである。そして特に文化に固執するのは経済的・政治的に成長しても世界への影響力が思うように伸びないのは自国の文化に不足ありと思っているからで、世界で人気の有名文化を自国のものだと言い募ることで文化的地位を得たいからに違いないと見ている。孔子のみならず仏教の開祖・釈迦ですら韓国人だと言うに至ってはお笑いの領域だという感じらしい。
ひとは大したことはないと思われる人間でも、あるいはまだ大人になりきれないこどもでも、そして大したことはないと自覚している自分も含めて、なにか言うときは他から見ればそれぞれ自分はいっちょまえだと思っているかの如き物言いをするものである。でもやることや言うことを見聞きしていれば、その程度は周囲では見透かされていることが多いのである。例えばそれが劣等感がばねになって向上努力をしている証ならば自覚があってのことだから問題ないが、向上努力よりは他者を貶めて自尊心を満足させようとしている場合には軽蔑されるわけである。それに似て韓国の言う無茶な起源説は韓国の文化的悪評価に跳ね返ってくる危険があるわけである。
(関連情報)
Wikipedia: 韓国起源説の一覧
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