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					2月の初めころ犬と散歩に出て農道から県道へぬける道を通っていたらサツマイモ掘りをしている畑があった。いままで見たことのない機械で掘っていた。機械は畝の中のイモをすき取り後部に取り付けた大きな袋にコンベアで流し込むようになっている。コンベア部の両側に人が乗れるようになっていて流れてくるイモを選別しキズ物などは放り投げている。袋もかなり大きい物でいっぱいになったら車載クレーンで機械から取り外しパレットに移しているようでトラックも待機していた。収穫後は袋幾つかずつをトラックで運搬するようである。 
					
						
							
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							| サツマイモ大型掘り取り機 | 
							ジャガイモ掘り取り機(二つのタイプ) | 
						 
					 
					 
					その機械は初めて見たので写真を撮ってきた。3月になって町の議会だよりが配られたので見ていたら、農業振興策についての質疑の部分に平成22年度の町の施策の一つとしてサツマイモの大型掘り取り機を導入したとの記事が出ていた。町で農家に貸し出すらしい。私が見たのはその機械だったようである。 
					 
					3月になるとジャガイモ掘りの時期である。ジャガイモはどうなっているのかと気になって掘っている畑のそばを通るとき見てみたら例年通りの機械のようである。ひとつは機械を人が押して畝の中のイモを掘り返すタイプである。もうひとつはトラクタータイプである。掘り返されたイモは人が地面にしゃがんで選別しキャリーに入れていく。足腰の負担がきつそうな作業に見える。広い畑では取り入れる人がいっぱいいた。その日のうちに作業を終えるには人海戦術が必要なようである。サツマイモの場合大型掘り取り機では人数も少なく作業も比較的楽そうである。 
					 
					理屈としては地中のイモを掘り返しすき取ればよいはずだからサツマイモの大型掘り取り機を兼用できそうな気がするのだが、ツルになるサツマイモと茎になるジャガイモでは同じやり方ではダメなのかも知れない。それぞれのイモの収穫作業を見かけた数日後、畑のそばを通るとイモの種類に関係なく、畑にはキズがついたと思われる比較的大きなイモと売り物にならないくらいの小さなイモが残されたままになっていた。 
					 
					
					(関連記事) 
					屋久島生活の断片・日誌編: 
					
					No.163  ジャガイモのこと [2005(H17).02.21] 
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