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妻がスーパーの地産コーナーでオクラを買ってきた。通常売っているのは緑色の網に10個くらい入っていてそんなにかさばらないのだが、今回のはものすごく大きく感じるオクラだった。何年か前にオクラと間違えてダチュラの実かつぼみみたいなものを炒めたか天ぷらにしたかして食って腹を壊したというようなニュースがあった。その時はそんな大きなオクラはないはずだから間違うのはおかしいと思っていた。
(写真の上に写っているのがダチュラ、下に写っているのが大きなオクラ)
オクラを知っていれば、畑のオクラとダチュラの木とは違うし、実あるいはつぼみみたいなものは硬さやツヤあるいは毛が生えているいないで通常は見分けられるものである。しかし今回のオクラを見たらオクラにあまり馴染みがなく、なんとなくそんな形というように思っていた人のうちにはオクラと間違える人もいるかもしれない気もしてきた。件の人は多分はじめてオクラみたいなものを手にしたのではないかと思われる。
私は、オクラだとは思いつつももし間違ったものでも食ったら大変だと、庭にあるダチュラからちょうど大きさの似た実あるいはつぼみらしきを取ってきて比較してみた。感触も形も違うので納得して茹でた大きなオクラを食ったのだが、通常売っている比較的小さいものに比べ少々硬めでヌルヌル感は少なく種を噛むと青臭い。育ちすぎを収穫したのかあるいは大きな品種なのか知らないが、大味過ぎてあまり私はうまく感じなかった。
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屋久島生活の断片・日誌編
No.217 : オクラに似ていること (2007/H19.04.30)
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